ふるさとになろう .       動画へジャンプ                  

作詩、作曲、編曲、唄 TTAMIHIIO KODAMAA ひとりオーケストラ

1、
何気ない一コマがたまらなく愛おしい 「おはよう」の一言も誕生日のひと時も
時が止まったあの町で私を待ち続けている 凍りついた心抱え立ち尽くす自分がいた
そんな私に生きる勇気与えてくれた 見知らぬあなたたちの真心一生忘れない
だからこそ応えたい導かれるままに あなたの胸に一人立つふるさとになろう
2、
謂(いわ)れのない差別を子供たち受けている 私を気遣いながら孤独に震えている
不憫な想い察してせいいっぱいの笑顔 幼気(いたいけ)な寝顔いじらしくて抱きしめる私がいる
けれどしおれた心に添え木してくれるみんな 自信を取り戻してくれて本当にありがとう
私の生き様(ざま)が子供たち守れるよう 支えてくれる人たちの ふるさとになろう

3、
人に尽くせる人が一番幸せな人 ならば私は誰から愛をもらってきただろう
そこには見返りも名誉も求めずに 愛郷の結(ゆい)に駈けぬけた先(せん)達(だつ)がいる
労苦もいとわずに人の為未来の為 働くその心根(こころね)に幸せ支えられている
父母たちの恩恵受け継ぐ友誼(ゆうぎ)の窓に 先人 澪標(みおつくし)香るふるさとになろう
4、
父が残してくれた大事なリンゴ畑  誰かの糧(かて)となるなら父も喜ぶ事だろう
私を授(さず)けてくれた感謝のその証(あかし)に  リンゴに真心託してこの恩報いたい
誰にも替えられない尊い命と役割  リンゴのエールが人に使命赤く結ぶように
愛しき人たちの誇りと愛に生きて 苦楽の真心結び合うふるさとになろう
5、
振り向けばそこには守るべき人がいた けれど同じ想いで互いを支え合った
有徳(うとく)の青い鳥この胸を飛び立って 慈愛の命呼び覚ます善美(ぜんび)の夜明け間近(まぢか)
真心の春風 凍てつく大地割って
咲いた故郷の福寿草 利他の想いに燃えて
文化の星に魅せられてときめく生きる喜び
私を待ち望む人たちの ふるさとになろう

撫子(なでしこ)のおもてなし 恩返しの夢の果(は)て
幸(さち)の旅路 春 彩(いろど)る ふるさとになろう