手術室から小児集中治療室へ | 娘が13歳で悪性の卵巣腫瘍 未分化胚細胞腫(ディスジャーミノーマ)になりました

娘が13歳で悪性の卵巣腫瘍 未分化胚細胞腫(ディスジャーミノーマ)になりました

2021年11月、当時中学1年(13歳)の娘が
悪性の卵巣腫瘍
未分化胚細胞腫(ディスジャーミノーマ)という、珍しい病気になりました。
情報量が少ないので、参考になりましたら…と思いました。

小児外科の先生の説明のあと

娘が手術室から出てきました。


麻酔からはもう覚めてて

開口一番

「誰?」っていうので

まだぼーっとしているのか

近視でぼやけてるのか(普段メガネっ子)

わざとボケたのか凝視

この3つのどれかだなと思ってました。

(あとで聞いたら近視でしたうさぎ)


喉に空気の管を入れた為か

声がガラガラで

喉がいたいと言っていました。

小児集中治療室で

徐々に麻酔から覚めていき

1時間ほどで

コナンを見られるほど回復していました。



すると、

血液腫瘍内科の先生から

説明があると呼ばれました。

迅速検査では、ジャーミノーマの疑い

腹水にも悪性の細胞がありました。

この病気は、化学療法が非常に効きます。

腫瘍が増大する可能性があるので

術後回復次第、化学療法を始めます。

と、言われました。


ショック状態のまま

またあらゆる書類にサインをしました。

臨床研究に参加する事も同意しました。



娘の容体は安定してたので

私は病院から出て

あらゆるところに連絡をしました。

祖父母は、思ったより落ち着いていました。

ママ友は泣いていました。

妹には、2日後に1度帰る予定にしていたので

その時ちゃんと話そうと決め

この日は深い話はしませんでした。