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歌い継ぎ、新たに生まれる
本日6月25日は音楽的に大きな日だ。GSから現在まで第一線で活躍するジュリーこと沢田研二の誕生日だ。そして、今年でデビュー46年となるいつも何処かで聴かれている国民的バンド・サザンオールスターズのデビュー日だ。
そんな日に、両者に通じるであろう”湘南”について深堀しよう。
何時の時代も音楽の中心は”湘南”
波の音って言うのは、一つの波長でありね、音も波なんだよね。
(桑田佳祐 – ライブ映像作品『がらくたライブ』トレーラー|より引用)
この言葉は永遠の若大将・加山雄三が放った言葉だ。加山雄三はじめ多くの音楽人が育った町が湘南地域中部に位置する茅ヶ崎市だ。
茅ヶ崎市には加山雄三はじめ、尾崎紀世彦、サザンオールスターズ・桑田佳祐、Suchmos・YONCE、Tani Yuuki...と各年代・世代に大きな話題を集める歌手が育った町なのだ。
そして、「源氏物語」を題材とした沢田研二の楽曲「女たちよ」を作曲したことでも知られ、多くの歌手へヒット曲を提供した作曲家・筒美京平も学生時代に足繫く通った土地が茅ヶ崎なのだ。
このように、湘南という地域では多種多様な音楽人が生まれ、歌った土地なのだ。昭和・平成・令和とヒット曲が生まれ、時代を超えて愛される楽曲があるのだ。
湘南FOREVER
ここからは、湘南メロディーの先駆者的な人物である加山雄三のカバー曲を見ていこう。2012年リリース「若大将・湘南FOREVER」、2013年リリース「MESSAGE~加山雄三 J-Standardを歌う~」などで多くのカバー曲を自分の解釈で歌唱している。
その中でも前者「若大将・湘南FOREVER」ではタイトル通り湘南に関する楽曲を歌唱している。「思い出の渚(ザ・ワイルドワンズ)」、「チャコの海岸物語(サザンオールスターズ)」、「湘南サウンドメドレー」など時空を超えた楽曲を自分の楽曲のように歌えることは流石若大将だ。
歌い継ぐ
最後に、後世へ名曲を残していくための動きを話して終わりにしよう。
2021年に湘南乃風がリリースした楽曲「湘南乃「海 その愛」」では、加山雄三の名曲「海 その愛」をマッシュアップ(組み合わせた)している楽曲となっている。
加山雄三のトラックと歌唱を自分たちのトラックメイクやラップと組み合わせ、新たな世界観へと誘っている。
このように、今後も湘南サウンドは新たに生まれ、歌い継いでいかれるのだろう。
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