TODAY'S
 
和田アキ子

 

 大阪万博が開かれた年は1970年。その2年前にデビューした歌手はその後和製R&Bと称されるほど洋楽のグルーヴ感を兼ね備えた歌手となる。現在は若いミュージシャンとも楽曲を制作している歌手となった。今回はその歌手を深堀する。

 ↓↓オフィシャルサイト↓↓

 

 歌謡界での輝き

 「笑って許して」、「古い日記」、「あの鐘を鳴らすのはあなた」...と多くの名曲を歌唱してきた和田だが、当時の歌謡界では歌唱力モンスターを言っても過言ではない方々が中心に立っていたと言えるだろう。第一に「歌謡界」と言う言葉も当時はなかったかもしれない。このことについては右に置いておいて、当時は尾崎紀世彦、弘田三枝子、布施明など今でも語り継がれる名曲を歌う歌手が燦然としていた時代だ。そんな中で和田アキ子の存在感と言うものはどのように当時映っていたのかわからないところだが、「笑って許して」のオーディエンスからの合いの手などから人気のあった歌手と言えるだろう。

 その後、平成に入り第49回NHK紅白歌合戦での「今あなたにうたいたい」は伝説に残る歌唱となった。このとき和田は初の大トリを務めた。曲の途中にはハンドマイクを使わずに、観客の拍手を録るためのマイクに声が収録されるという。地声パフォーマンスを行った。

 

 和製アレサ・フランクリン

 和田アキ子は歌謡曲と言う枠にとらわれず、ポップ・洋楽も歌唱している。歌謡界でも数少ないジャスの殿堂「ブルーノート東京」でのコンサートも行っている。そんな和田が2018年にリリースしたアルバム「WADSOUL COVERS ~Award Songs Collection」では全編洋楽のカバーだけで成り立っている。その中でもブルーノマーズの「Uptown Funk」は日本の歌手であることを思わせない歌唱をしている。桑田佳祐は和田アキ子を「和製アレサ・フランクリン」と称してその歌唱を称賛しているがこのカバーを聴くとそのことに納得する。

 

 SNSでの活躍

 近年、和田アキ子はレーベルを移籍し精力的に活動をしている。その中でもSNSにおける若者からの評価は高い。フレデリックの三原康司が楽曲提供した「YONA YONA DANE」はSNSで爆発的人気となった。

 このように、時代の流れをうまく利用した新たな挑戦と言うものも世代を問わず行っていくとこも大切なのだろう。

 

 

 

 

 

紅白に関する調査を行っています。

「全国民対象NHK紅白歌合戦世論調査」を行っています。併せて、「紅白出場歌手予想」への幅広い意見の収集のために出場歌手予想調査も行っています。

↓↓調査サイト↓↓

調査は終了しました

今月中(予定日は8月15日)に結果を公表します。

 


↓↓「NHK紅白歌合戦」出場歌手予想調査のみはこちらから回答↓↓引き続き実施中


↓↓調査の詳細はこのブログ記事↓↓