サザンオールスターズ

 

 来る25日にデビュー45年を迎えるバンドがいる。全世代、日本人なら何処かで一度は聴いたことがある曲が1曲はあるバンド「サザンオールスターズ」だ。今回は彼らの軌跡に少し触れてみよう。

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  日本のロックはサザンが作った

 1978年、まだ歌謡曲が全盛期の頃に衝撃のデビュー曲と共に現れたバンドがサザンだ。現代日本では日本語ロックを作ったバンドとして「はっぴいえんど」が挙げられることが多い。活動期間も短く今考えれば伝説のバンドだ。しかし、ロックをそのまま日本に持ってきたという面ではサザンオールスターズが作ったことになるのだろう。だから上の見出しとなる。

 「はっぴいえんど」が行ったことは、日本語の響きを重視したロックを確立したことだろう。一方、サザンオールスターズはメロディー重視の和製ロックを世に広めたバンドと言う位置づけで考えている。

 事実、山下達郎がヒットするキッカケとなった「BOMBER」が大阪のディスコを中心にスマッシュヒットした年は1979年、大滝詠一が再起した名盤「A LONG VACATION」がリリースされたのは1981年だ。偶然が重なっただけかもしれないが、サザンオールスターズのそれまでないような曲を聴いていたリスナー側からすれば、彼らの曲もついていける曲になったのかもしれない。

 

  伝説を作るバンド

 サザンオールスターズは数々の伝説や現在主流になっている慣例を作ったバンドでもある。その輝かしい1つは歌番組での「歌詞テロップ」だろう。歌謡曲は歌詞が聞き取りやすいがサザンはそうでなかったため流れるようになったそうだ。また、「年越しライブ」と言う文化を作ったのもサザンとされている。

 伝説の中でも紅白歌合戦での出来事は後世に語り継がれるだろう。1982年の紅白歌合戦での某歌手をほうふつとさせる衣装は議論を呼ぶこととなった。紅白にとらわれずとも多くの伝説がある中で最も印象に残るものは、2018年、平成最後となる紅白歌合戦だろう。35年ぶりのNHKホールでの歌唱として注目されている中で、サプライズ登場した松任谷由実との共演は日本のエンタメ界を象徴するものとなった。まさに、「平成を締めくくったバンド」となった。

 しかし、令和となった現在も精力的に活動している。その力が発揮されたのは2020年のデピュー日に行った「Keep Smilin’~皆さん、ありがとうございます!!~」だろう。コロナウイルス感染拡大と言う前代未聞の事態に陥ったときに、ミュージシャンとして先頭に立って動いた姿勢はその後のエンタメ界に多くの影響を与えることになった。

 

 

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