マリナ・フェレイラ 著 / 八重樫克彦・八重樫由貴子 訳
『ピアニストの筋肉と奏法』(音楽之友社)
著者はロシア生まれのチリ人ピアニストです。
各楽器演奏者の職業病について研究し、
演奏者の身体の故障を防ぎ、
症状を改善するための身体の使い方が提案されています。
身体部位の筋肉の名称を紹介しているのはもちろんですが、
座位での姿勢や動きの支点、力の伝わり方、
ピアノ演奏での指の動きについても、
解剖学的な分析を行っています。
音楽演奏において、正しい身体の使い方を身につけるためにも、
是非読んでいただきたい一冊です。