今日で8月、夏休みも終わり。
夏休みを満喫していたのは、もう何十年も昔の話なのに
なぜか、胸にぽっかりと穴があいたような
隙間風が吹きすさぶような
お祭りのあと、一人で帰る道すがらのような
切なくさびしい気分になりますね。
今回は、そんなちょっぴりおセンチな感じに相応しい?曲を2曲。
Bobby Womack(ボビーウーマック)
1944年オハイオ州クリーヴランド出身。
兄弟5人のゴスペルグループが、サムクックの前座というビッグチャンスを
つかんだのは1953年のことだ。
このグループ名は「ウーマック・ブラザーズ」。サムクックの元でギターの腕前をあげていく。
1964年のシングル「イッツ・オール・オーヴァー・ナウ」は、ローリング・ストーンズによるカヴァー・ヴァージョンが全英1位のヒットを記録した他、ロッド・スチュワート等にもカヴァーされた。
サムクック亡き後、ウィルソンピケットやアレサフランクリン、レイチャールズのツアーに参加して、ソロ活動を行っていく。
今回ご紹介する曲の1つは、1972年のシングル「WOMAN'S GOTTA HAVE IT」。
ビルボード誌のR&Bチャートで1位を獲得。
同年、映画『110番街交差点』のサウンドトラックを、J・J・ジョンソンと共に制作。
同作の主題歌「110番街交差点」は、ボビーが歌も担当し、以前このブログでも紹介した、タランティーノ監督、パムグリア主演、1997年公開の映画『ジャッキー・ブラウン』でも使用された。
今回ご紹介するもう1曲は1985年のアルバム「Someday We'll All Be Free」から「I’m So Proud」だ。
どちらもメロウなSoulで、くどいようでしっとり。
暑苦しいようで、しんみりくる曲。
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