music BOLERO
今日は神戸の松方ホールへ
仲道 郁代さんのピアノリサイタル
リサイタルなんて何年ぶりでしょう
また、仲道さんのリサイタルに行くのは初めてでしたのでとても楽しみでした
プログラムは
とにかく名曲ずくし
仲道さんの柔らかく可愛らしい語り口で曲目の解説をされながらの演奏。
とても勉強になるお話がたくさんありました
『名曲には名曲たる所以がある』と仲道さん。その秘密を簡単にわかりやすく解説されていました。
どの曲目も良かったですが、今日の演奏の中で私が一番印象に残ったのは
○シューマン 子供の情景から『知らない国々』
○ショパン ノクターン 第2番
どちらも心の中に暖かいものが染み渡るような印象を受けました。そしてとってもオシャレでした
平日の午後のリサイタルとあって、客席はわりと年配の方が多いなぁという感じがしました。
第1部はシックなボルドーのドレス。第2部はオフホワイトのドレスで登場した仲道さん。
相変わらず華奢な身体ですが、多彩な音色で楽しませて下さいました。
今回、チケット予約の際に1階席の良いところが手に入らなかったので2階席にしたのですがチョット失敗だったかな…
音響なのかピアノの性格なのか、速いパッセージの所などワーンと響いて1つ1つの音がうまく聴こえなかったです。
ピアノはスタンウェイにしては控え目な印象の音色でした。モーツァルトやショパンのノクターンはとても合っていましたが、ベートーヴェンのソナタやショパンのバラードはチョット物足りなく感じる音色でした。
約2時間のリサイタルはあっという間。
アンコールは2曲でしたが、もっともっと聴いていたかったです
本当に久しぶりに1人きりでゆったりした贅沢な時間を過ごしました。
今日は3月11日。
東日本大震災から3年。
穏やかで平和な日々を家族みな元気に過ごせていることに改めて感謝です。