行政書士試験までの記録②−3ダブル受験の効果と宅建試験まで
こんにちは。一気に寒くなりましたね。
今回は、宅建士試験と行政書士試験のダブル受験を決意した年の、宅建士試験受験までについて綴ってみます。
宅建:行政書士=3:7(民法は行政書士の勉強に含む)の割合で勉強を進めていましたが、どうしても共通科目である民法を勉強する場面が多くなり、その分、行政法や憲法はあまり勉強が進みませんでした。
2つの試験勉強の同時進行は、無謀な挑戦だったかもしれませんが、両方の資格試験を同時に勉強してよかったと思うこともありました。
あんなに苦手だった行政法の判例が、スラスラ読めるようになる場面が増えたのです。
例えば、「市街化区域内の開発行為に関する工事完了後の都市計画法の開発許可処分の取消訴訟」と
「市街化調整区域内にある土地の開発許可に関する工事完了後の取消訴訟」の狭義の訴えの利益の肯否の判例や、
農地転用、2項道路、接道義務、建築基準法、建築確認、建築協定、土地区画整理組合などの文言に出くわしても、さっとイメージが出来るので、判例の結論をわざわざ暗記する必要がなくなりました。
また、『ここまで終わらせないと、今日中にもう一方の試験勉強ができない』ため、集中力を保つことができた点も良かったと思います。
スキマ時間に耳学も取り入れました。
食事や家事や歩いているときなど、ながら勉強できるときは勉強するのが習慣になりました。
さらに、棚田先生の覚え歌を紙に書いて洗面所に貼り、歯磨きのたびに、初代ドラゴンボール(魔訶不思議アドベンチャー!)や宇宙戦艦ヤマト(移転登記という文言を読むたび、低音が頭の中に再生されます)やジングルベル🎄✨(かわいくて一番好きでした)を歌ったり、
←気分転換にもなりました♬☺
ゆーき先生のインパクト大の楽しい語呂合わせも紙に書いて、家中に貼って、どこにいても何かが目に入る状態にしました。
模試シーズンに突入し、2つの勉強の予定を立てては挫折し、また食らいつくの繰り返しで、日々もがき続けました。
宅建はお金をかけず、何とか頑張ってきましたが、お盆を越えたあたりで、限界を感じました。
そして、ある日、宅建試験の勉強をやめたところ、それまでのリズムと緊張感が一気に崩れ、行政書士試験の勉強もだらけてしまいました。
同時進行をがんばり続けるにしても、やめるにしても、どちらも苦しくて悩みましたが、最終的に、挑戦したい気持ちがわずかに上回りました。
そして、ここから先は一人では突破できないと認めて、8月末にゆーき先生の宅建講座を申し込みました。→出費は痛かったのですが、苦手分野の理解が進みましたので、もっと早くに申し込めば良かったです。
宅建士試験の1週間前は、民法以外は宅建業法中心の勉強をして、行政書士の勉強は一切しませんでした。
ついに迎えた2022年10月16日の宅建士試験当日。
民法に助けられ、42点で合格しました!
※宅建試験直後にメモしていたこと
↓
悩んでも、一問を除いて、第一印象で選んだ答えを変えなかった。
結果として答えを変えなかった問題は全部正解だった。
ここまでお読みいただきまして、ありがとうございました(*^_^*)