行政書士試験までの記録①予備校選びと初学者の強み
こんにちは。
今日は天気の良い1日でした。
青空に銀杏が綺麗でした。
今回で4回目の投稿ですが、いつもどんなことを書いたら良いものか迷います。
私にとってアメブロは、読むと励まされたり、ネコさま方の写真に癒やされたり、様々な情報を知ることができたりする、生活に欠かせないものです。
私の場合、かわいいネコも心のなかにいてお見せできず、特別な知識もありませんが、今は続けることを目標にしてみようと思います。
今回は、行政書士試験について、過去3年間の経緯を綴ってみます。
長くなりそうなので、何回かに分けますね。
勉強開始1年め(令和3年)
独学で合格することは困難と判断し、予算内(10万円以内)におさまる講座をさがしました。
ちなみにこの頃はまだアメブロもSNSも利用していませんでした。
ネットでは、LECや伊藤塾やTACなどの大手予備校を薦める合格者の方も多く、当然目に留まりましたが、予算内におさまらないため、内容を検討もせず、あきらめました。
今になって思えば、初学者という、まっさらな状態で法律を学ぶことができるアドバンテージがあるのだから、法律の土台となる基礎を重視するところを選ぶべきでした。
初学者にちなんで、ちょっと話が飛びますが、
以前、プロから楽器のレッスンを受けたことがありました。
20年近く自己流でやってきて、いざ先生から習う場合、長年にわたり変なクセがついてしまった人(私のこと)はクセを矯正しながら基本型から学び直さなければいけないので、上達するのが難しいし時間がかかります。教える方ももっと大変でしょう(-_-;)
それに比べて初心者は、基礎から正しく素直に学べるので、先生の教えに沿ってのびのびと練習を続けることによって、何かのきっかけで、ある日を境にみるみる上達する。幼い頃からはじめなくても、プロになれる人も実際にいますしね。
行政書士試験の話に戻しますが、法律の勉強も基礎となる土台が大切ですので、このことと意外と似てる部分もあるのかなと思います。
1年勉強して、クセというか中途半端な知識がついてしまうと、2年めの勉強でかえって邪魔することが多々あったので。知ったかぶりをしてしまう瞬間があって、素直じゃない面が時々出てしまうんですね。
1年めに選んだ通信講座は、初学者向けでしたが、効率を重視したカリキュラムで、法律の基礎を一から教える方針ではなかったようなので、法的三段論法を知らずに過ごしました。
令和3年の私は、
『行政書士試験に合格すること』が大きな目標で、
『実際に行政書士になってから後』にどうなるかまで考えが至らなかったのかもしれません。
もし、行政書士試験に合格した事実が欲しいだけなら、講座は値段重視で決めてもよいかもしれない。
でも、合格後に、他者の人生に自信と責任をもって関わっていく【行政書士として働くこと】が目標であるなら、しっかり時間をかけて、熟考した上で決める必要がありました。
そして、その年の私は、試験当日まで『法律を学び理解できることの喜び』を知ることはできず、本試験は172点に終わりました。
もちろん、独学で法律を深く正確に理解される方もいらっしゃいますし、私と同じ講座を同じ年に受講して合格された方もたくさんいらっしゃいます。
私の敗因は、勉強不足はもちろんのこと、学んでいて楽しくない自分に合わない内容の講座に安易に決めてしまったことです。
結論→せっかく時間と労力とお金をかけて勉強するのだから、スタート時こそ最も力を入れて予備校や講座を選べば良かった!
結局長くなってしまいました。最後までお読みいただきましてありがとうございました。(*^_^*)