休むことは悪ではない | 行政書士へと続く日々の挑戦

休むことは悪ではない

こんにちは。



行政書士試験が終わり、あっという間に12月に入りましたね。

急に寒くなりましたが、お変わりありませんか?




今日は、伊藤塾の平林先生や志部先生、高井先生、かずさん先生の4名による「(行政書士)本試験が終わって、合格発表までどうすごす?」というスペースに参加しました。(参加と言ってもリスナーとして、聴くだけなんですけどね(^_^;))

試験後のイベントも終了して、なんとなく孤独でしたので、楽しい時間でしたし、とても癒やされました。




きっと、「1日も無駄にせず、前向きに頑張りましょう!」みたいな、厳しめにカツを入れられるような内容なのかなと勝手に想像していたんですが、良い意味で見事に裏切られました。




私は、昨年の今くらいに、失意の中、もう1年頑張る覚悟を決めて、試験直前に4ヶ月の短期講座でお世話になった伊藤塾で、平林先生の上級講座を改めて申し込み、勉強を開始していました。




とはいえ、テキストの一定の単語(例えば、「法律上の争訟」→令和4年本試験の多肢選択で「法令上」を選択して間違えたんです😢)などを読むだけで、試験中の数々の失敗がフラッシュバックしてしまい、勉強が1日30分できればマシなほうで、講義を受けるたびに傷口がしみるようで、全く集中できませんでした。(本当に楽しい講義なんですよ!ただ、精神的に参っていたというだけなんです。)




そして、中途半端な自分が、情けなくて許せなくて、本当に嫌いでした。




なので、今日のスペースで、先生方から拝聴したことを、昨年の今頃の自分にきかせてやりたかったと心から思いました。




「今は唯一休める時期だから、勉強から全く離れるのもあり」だし、

「結果が分かってからリスタート」して、見事合格された先生もおられました。


→(私の場合は、自分の不器用さと可処分時間を考えると、さすがに結果発表までは休めなかったと思いますが、気持ちは楽になったはず)



また、

「結果がどちらかわからなくて悶々とするときに勉強が進まないのは、当たり前のこと」


「どちらかわからないなら、合格していたときのためにもなる会社法や家族法を勉強してみる」


「結果がどちらであっても行政書士法は必要なので、行政書士法を時々勉強してみる」というようなことを仰っていたと思います。





結論として「休むことは悪ではない」と。





実は先日、私の家族から「もし結果がダメでも、来年1年だけでも試験勉強は休んでほしい」と言われました。



「もうああいうボロボロになって勉強する姿を見るのは辛いから見たくない。もう学生みたいに若くないのだから、また同じことを続けたら倒れる気がする」



「勉強をなるべく邪魔したくないから、ちょっと相談したいことがあっても我慢することも結構あった。しかも、3年間もだよ」と。



すごくショックでした。

自分なりに、迷惑をかけないように気を遣ってきたつもりでしたので。

でも、それだけ家族に負担をかけていたんだな、たしかに3年ってすごく長いなと..。

聞けなかった相談の重さや、失ってきた時間に愕然としました。




昨年の今頃の私に、「休むのは悪ではないよ。リスタートまでの今は、家族と過ごす時間をもっと大事にしなよ」って、声がけしたい気持ちです。




私が尊敬してやまない横溝先生の「試験を受ける本人以上に、支える側のほうが大変なこともある。支える側の人は表に出さないけれど、すごく大変。だから、支えてくれた人にしっかり感謝してケアしなさい」という教えを、もっと実践してこう!と心に誓いました。




長くなってしまいましたが、ここまでお読みいただきましてありがとうございました(*^_^*)