去る者は日々に疎しというが、そんなこともない。明日は亡友の命日。 | あずき年代記

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ブログの恥はかき捨てかな…

去る者は日々に疎しという。


が、わたしの場合、そんなこともない。


早く亡くなった知己3人のことは、常に内部で揺曳している。


明日4月22日は、スポーツジャーナリストだった阿部珠樹さんの命日だ。


最後に入院先で会ったとき、阿部さんは彼とおなじ病で他界した歌舞伎役者・坂東三津五郎さんのことを話題にしていた。


中村勘三郎さんと坂東三津五郎さんとわたしたちは同世代だった…



阿部さんが生きていたら訊いてみたいことはいくつもある。


今年の大谷選手はホームラン王というより首位打者を狙えるのではないか?


山本由伸投手のストレートがいまのところ通用しているとは言い難いのはなぜか?


巨人の新球場は築地と噂されているが、それは三井不動産つながりだからか?


パリ五輪の警備は十分だといえるのか?



文藝書の話もある。


森鷗外は大正に入ってから歴史小説に特化、それも切腹・仇討のはなしが目立ってくるのはなぜか?これらの短篇が三島由紀夫に与えた影響はどういうものだったと考えるか?


…所詮、夢想にすぎない。

索莫としたものである。


生き残っている友人たちに会うのは、やはり、いまのうちなのだろう。