1日6時間以上の座位が子宮筋腫リスクの確率を2倍にする | 加藤 豪(Go Kato)

加藤 豪(Go Kato)

1人でも多くの人が救われるように、聖書の福音を述べ伝えています。

 典型的なアメリカ人は7時間4分という途方もない時間を画面の前で過ごしています。 この画面を見ている時間は、特に平日に急増し、職場から自宅へとシームレスに移行します。 簡単に言えば、このような座りっぱなしの結果は、驚くほど健康を害するということです。

 

 例えば、最近の研究で、毎日6時間以上座っていると子宮筋腫ができる可能性が2倍になるという、気になる相関関係が明らかになりました。 このリスクはオフィスに限ったことではなく、ゲームや読書のような余暇活動で長時間座っていても、子宮筋腫を発症する可能性が高まります。

 

●座りがちな行動、その状況は悪化している

 テクノロジーの進歩のおかげで、私たちの画面中心のライフスタイルは長時間の座位という生活習慣を一般的なものにしました。 座っている時間が長ければ長いほど、あるいは横になっている時間が長ければ長いほど、子宮筋腫を発症する可能性が高くなるのです。 さらに長時間座っていることと乳房や卵巣などのエストロゲン依存性腫瘍の成長との関連性も確認されています。

 

収集された豊富なデータには、次のような詳細が含まれています:

座っている時間

運動習慣

生殖歴

月経パターン

子供の数

 

●長時間の静止に潜むリスク

 研究参加者のうち、8.5%が子宮筋腫を有しており、筋腫の可能性は年齢とともに増加しています。 また座って過ごす余暇の時間が長くい女性(特に毎日6時間以上座っている女性)ではリスクはさらに高まります。 驚くべきことに、これらの女性は1日2時間未満しか座っていない女性と比較してリスクは2倍になっています。さらに注目すべきは、閉経前後の女性では子宮筋腫のリスクが5倍上昇することが明らかになったことです。 研究者らは、この関連をより座りがちな生活習慣を送っている女性の肥満率が高いことに起因するとしています。

 

 肥満も座りすぎも、体内のエストロゲンを増加させます。 さらに座りすぎとビタミンD欠乏症、慢性炎症、代謝異常との関連も指摘されています。

 

●座りっぱなしの習慣を解消する方法

 定期的に動く:長時間の座りっぱなしを認識し、積極的に対策しましょう。 立ち上がる、ストレッチをする、スクワットをする、画面を見る合間に周囲を散歩するなど、短い休憩を日課に取り入れましょう。 2~3時間おきにアラームをセットして、立ち上がって動くように促すのもよいでしょう。

 

スタンディングデスクを導入する:職場や家庭での長時間の座り仕事には、座りっぱなしの罠が潜んでいることを認識し、スタンディングデスクを職場と自宅の両方に導入しましょう。 座っている時と立っている時を交互に繰り返すことで、子宮筋腫を発症するリスクを大幅に減らすことができます。

 

食生活に気をつける:食生活も非常に重要です。次のような筋腫にやさしいオーガニック食品を選びましょう:

● 果物

● ブロッコリー

● キャベツ

● ケール

● 天然の魚

 

有害な食品を除去する:次のような子宮筋腫形成の原因となる食品を控えましょう:

● 高脂肪(非有機)乳製品

● 精製された砂糖を含む食品

● 高脂肪の加工肉製品