種子付きの亀甲ランポーを入手したので、早速実生をしてみました。

血統が良い個体に、更に複稜が際立つ株を掛け合わせたもので、元のオーナーも期待してる交配とのこと。


これが入手した株です。

起伏が多いけど、整った亀甲で一目惚れしました。

この株の父親は


どーん!

とてつもない遺伝子!ここまで再現できるか、これから楽しみです。


さて、サボテンの実生なのでまずは材料を揃えます。

赤玉土小粒

100均プラケース

以上。

非常に簡単です。

まずはザルに赤玉土を入れて、沸騰したお湯をザバザバとかけておきます。パキポの時はハイターを使って消毒しますが、サボテンの方が繊細な気がするので、敢えて手間をかけて。土はしっかり冷えるまで放置します。

その間にプラケースの準備。今回はお弁当用の直径5cm蓋付きプラケースを使います。蓋付きがポイント。底面に穴を開けるため、キリを使います。大体10箇所くらい穴を開けておきます。

土が冷えてからプラケースに赤玉土を入れましょう。暑いとプラが変形してしまうので、注意。

そしたら種をピンセットで等間隔にパラパラと。

撒き終わったらプラケースの蓋を閉めて、さらに大きなプラケースにセットします。土が入ったプラケースか3分の1浸かるように腰水にして完成です。


一週間後、ポツポツと発芽始まります。ケース内温度は室内なので25℃近辺です。ここら辺の温度は冬以外は気にしなくていいと思います。室外の猛暑は溶けそうなので避けてください。


もう少し待つ。

二週間後、全部揃いました。


これが今の姿、なんとかわいい。

色もきれい、たまりませんね。

あと少しは腰水で過ごします。

ここから、親株までの年月を考えるのも楽しみの一つ。じっくりと育てていきましょう。また次のステップで報告したいと思います。