長年、関西と北陸間を疾駆していた特急サンダーバード号が北陸新幹線の延伸により区間が短縮されることになりました。

新幹線が開通するたびに在来線の急行・特急が廃止になって鉄道ファンからみたら花形列車がなくなり、無味乾燥な路線になってしまいますね。

以前は全国各地にエル特急とネーミングされた特急が走っていて、このエルというのは本数が多く、毎時ほぼ同時刻に発車する利用しやすい便利な特急に冠せられたアルファベット。

関連する英単語頭文字からつけられたようです。

西は九州、東(北)は北海道まで有明、にちりん、雷鳥、しらさぎ、しなの、踊り子、わかしお、とき、ひばり、はつかり、いしかりなどたくさんありました。

それが今や特急なんかスカスカの運行状態。大半の急行が特急と一緒になってしまったので、やたら停車駅が増えた。

サンダーバード号なんか大阪ー敦賀間になってしまい、敦賀ー金沢は新幹線を利用して運賃は割高に。

冬季はともかくとして、関西圏からはマイカーを利用する人がふえるのではないか?と思う。メリットがあるのは関東と北陸を往復する人だけなんじゃないか?

せめて大阪まで新幹線が伸びるまでは在来線特急を残すべき、または直通運賃据え置きとかの措置をとってもらいたい。