先日、某大手アパレルの物流センターでセールが行われていたので行ってきました。

ちょうど、冬物のスーツが欲しかったので午前中会社に出たあとに立ち寄って掘り出し物を物色していました。

スーツ売り場はブランド別で3か所に分かれていたので順番に覗いたのですが、店員が誰も寄ってこないのです。

別に忙しいわけでもなく、ほかのお客さんには近づいて接客をはじめるのですが、私のところには近づきません。すぐ横に店員がきたので聞きたい事柄を尋ねようとしたのですが、いらっしゃいませの一言もなく黙々と乱れたスーツのサンプルを整え始めるのでした。

そこに10分ほど留まってスーツのサンプルの切れ端を眺めていたのですが、結局誰も声をかけてくれなかったので、売り場を離れました。

しばらく会場内をうろつきながら、声をかけてくれない理由を考えていたらハタっと

気づいたのです。

姿見に映った自分の姿をみてなるほどと思いました。

当日は休日で事務処理のために出社していたので、普段着で帽子を被っていたので見た目はスーツには縁遠い人種だと思われたのではないかと。

思い返すと接客を受けていた人は、スーツ姿か私服でも身なりのきちんとした初老の人たちでした。

休日のため、普段ショップにいない事務職関係の人達がいやいや動員され出勤してきているので、そんなに売る気がないからなんでしょうね。