日本の温室効果ガス排出量急増
http://www.nikkei.com/article/DGXNASFS18014_Q2A720C1MM0000/
原子力発電所の停止により火力発電がフル稼働している以上、温室効果ガスの排出量が増えるのは当たり前です。試算の結果、温室効果ガスの排出量は、2011年度は2010年度に比べ3.6%増の13億300万t、2012年度は2011年度に比べ6.2%増の13億8400万tになると試算されました。
「京都議定書の基準年となる1990年に対し6%の排出削減を行う」という国際公約は、森林吸収分や排出取引を加味しても厳しい状況になってきました。というか、原子力発電の再稼動がさらに増加しない限りはまず不可能、ということになるでしょう。原子力発電所1基分の電力を火力発電で賄うとすると、天然ガスを用いても約300万t、石炭の場合は約450万tの二酸化炭素排出量増加を招くことになります。
鳩山政権の打ち出した25%削減は絶望的と言わざるを得ないでしょう(実際、25%削減という目標は撤回されたようですが・・・)。
と考えていると、こんなニュースが。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120720/k10013740201000.html
うーん・・・。25%削減を宣言したご本人(しかも首相経験者)が、そんなこと無かったかのように「代案なしの反原発」を主張するというのはどうなんだろう、と思わざるをえないですねえ、さすがに。
原子力発電所の停止により火力発電がフル稼働している以上、温室効果ガスの排出量が増えるのは当たり前です。試算の結果、温室効果ガスの排出量は、2011年度は2010年度に比べ3.6%増の13億300万t、2012年度は2011年度に比べ6.2%増の13億8400万tになると試算されました。
「京都議定書の基準年となる1990年に対し6%の排出削減を行う」という国際公約は、森林吸収分や排出取引を加味しても厳しい状況になってきました。というか、原子力発電の再稼動がさらに増加しない限りはまず不可能、ということになるでしょう。原子力発電所1基分の電力を火力発電で賄うとすると、天然ガスを用いても約300万t、石炭の場合は約450万tの二酸化炭素排出量増加を招くことになります。
鳩山政権の打ち出した25%削減は絶望的と言わざるを得ないでしょう(実際、25%削減という目標は撤回されたようですが・・・)。
と考えていると、こんなニュースが。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120720/k10013740201000.html
うーん・・・。25%削減を宣言したご本人(しかも首相経験者)が、そんなこと無かったかのように「代案なしの反原発」を主張するというのはどうなんだろう、と思わざるをえないですねえ、さすがに。