科学者への信用低下?
Nature climate change のHPで、一部の記事の全文訳が公開され始めています。
http://www.natureasia.com/japan/nclimate/article/003.php
http://www.nature.com/news/2010/100630/full/466024a.html
本当にこういうのは助かります。自分の英語力のなさの確認にもなったり。
今回は、一般の人が気候変動とその研究を行う科学者にどういう感情を抱いているのか、またその結果をどう考えるか、というものです。ぜひお読みください。
科学者は研究成果を広報するほうがいいのは間違いありません。また、研究成果を貶めるような意見には対抗措置を取ったほうがいいのも、たぶん間違いありません。
とはいえ、そんなことは時間的にも金銭的にも人的資源の観点からも、限界があります。まともに研究内容を知ろうともしないのに批判や中傷ばかりする人は、まあ何をやっても聞く耳持たないとあきらめるしかないのかもしれません。そして、そのような批判を目にする人がうかつに批判を信用しないよう、対抗言論としての情報発信を行っていくしかないのかもしれません。