時には政治の話をしようか
個人的な話ですが、事業仕分けの直撃を受け採択されていたはずの研究予算が予算枠ごと廃止された、などということもありました。レーザー顕微鏡のオプションパーツ、欲しかったなあ・・・。
それでもなお、私はわりと、鳩山政権に好意的だったりします。
戦後長きに渡って、日本は自民党一党体制でした(日本新党はありましたが)。そこで突然政権が変わっても、運営はなかなか難しいでしょう。せめて1、2年は様子を見ないとやりたいこともできないだろう、そう思っていました。もう少し長い目で見てみたかった。
そして、おそらく辞職の最大の要因となったであろう普天間問題。これは、いつか何とかしなければならない問題でした。先の戦争で最もひどい被害を受けた沖縄。その沖縄にいつまでも負担を押し付ける訳にはいかないはずです。
しかし、(私も含め)本土はそれを理解しつつも、どこも受け入れようとはしなかった。典型的な「総論賛成、各論反対」状態にあったわけです。
そのあたりの、いわゆる「根回し」もせずに、安易に普天間問題を解決すると大見得を切ったのは、確かに問題だったかもしれません。しかし、これまでは、その大見得すら切らなかった、切れなかったのです。
現状の改善にチャレンジして失敗した。それは、ただ現状を黙認していたよりも価値があるのではないか、そう思ったりするのです(もちろん、政治は結果が全てという意見もあるでしょうが)。
次は菅さんが首相ですか。これまた判断が分かれるのでしょうが、個人的には薬害エイズ問題の時の菅さんの「科学的に正当な」判断はよかったな、と思っています。これからいろいろあると思いますが、本当にがんばって欲しい、そう思います。
それでもなお、私はわりと、鳩山政権に好意的だったりします。
戦後長きに渡って、日本は自民党一党体制でした(日本新党はありましたが)。そこで突然政権が変わっても、運営はなかなか難しいでしょう。せめて1、2年は様子を見ないとやりたいこともできないだろう、そう思っていました。もう少し長い目で見てみたかった。
そして、おそらく辞職の最大の要因となったであろう普天間問題。これは、いつか何とかしなければならない問題でした。先の戦争で最もひどい被害を受けた沖縄。その沖縄にいつまでも負担を押し付ける訳にはいかないはずです。
しかし、(私も含め)本土はそれを理解しつつも、どこも受け入れようとはしなかった。典型的な「総論賛成、各論反対」状態にあったわけです。
そのあたりの、いわゆる「根回し」もせずに、安易に普天間問題を解決すると大見得を切ったのは、確かに問題だったかもしれません。しかし、これまでは、その大見得すら切らなかった、切れなかったのです。
現状の改善にチャレンジして失敗した。それは、ただ現状を黙認していたよりも価値があるのではないか、そう思ったりするのです(もちろん、政治は結果が全てという意見もあるでしょうが)。
次は菅さんが首相ですか。これまた判断が分かれるのでしょうが、個人的には薬害エイズ問題の時の菅さんの「科学的に正当な」判断はよかったな、と思っています。これからいろいろあると思いますが、本当にがんばって欲しい、そう思います。