火山の噴火と今後の気候④ | さまようブログ

火山の噴火と今後の気候④

 アイスランド・エイヤフィヤトラヨークトル火山の噴火は、5月中旬には噴煙が高さ10kmに迫るほどに活発化しました。しかし、5月の下旬にはかなり沈静化し、今日現在、噴火活動はほとんど見られません。アイスランド気象庁も、噴火情報の毎日更新体制を止め、数日に一度の更新に切り替えたようです。

 最も懸念された、他の火山が活発化する気配も、今のところその兆候はありません。火山噴火の予測は難しく、急に活発化することももちろんありますが、とりあえず安心できる状況になったかな、と思います。


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5月25日の様子。水蒸気が立ち上っているだけになった。アイスランド気象庁 より。



 


 一方、中米グアテマラのパカヤ火山 と、南米エクアドルのトゥングラウア火山 が、相次いで火山が噴火しました 。 死者がでる痛ましい事態にはなっていますが、これも噴火の規模としてはエイヤフィヤトラヨークトルに比べてもかなり小さなもののようです。