火山の噴火と今後の気候③
沈静化していたエイヤフィヤトラヨークトル火山ですが、一週間ほど前から再び活動が活発化しているようです。
現地時間5月8日の噴火の様子。アイスランド気象庁 より。
テレグラフ紙 より。こちらの写真では噴煙が真っ黒ですね。噴煙の中に固形分が多く含まれることを示し、噴火が活発であることを示唆しています。
噴煙は高さ5~6kmほどに達しているそうです。大規模とは言え、4月の噴火(噴煙柱は高さ11kmに達した)に比べるとかなり小規模なようです。気候に影響を与えるほどのものではなさそうという予想は、今のところ変わらないと思います。VEIは対数で表されます。気候に影響が出る目安といわれるVEI=6に達するには、4月の噴火の100倍近い規模の噴出がある必要があります。
23:45追記
エイヤフィヤトラヨークトルのライブカメラ がありました。サーマルカメラとか何とも言えない迫力です。