星の大きさ | さまようブログ

星の大きさ



 以前紹介した"Nature by Numbers"同様、「考えるな心で感じるんだ」というべき動画です。できればHD画質でどうぞ。








 恒例の蛇足説明を。
0'00~0'15
 この宇宙にはどれほど大きな天体があるのだろう?そして、その大きさはどのくらいなのだろう?この動画ではその大きさの比較をしてみよう。楽しんでくれたまえ。まずは地球の月からスタートしよう。
0'15~0"45
 月→水星→火星→金星→地球(あなたは今ここにいる)→海王星→土星→木星(ここまでが惑星または衛星だ)
0'45~1'30
 太陽→シリウスA(おおいぬ座、見た目では全天で最も明るい星)→ポルックス(ふたご座の橙色巨星)→アルクトゥルス(うしかい座の赤色巨星)→アルデバラン(おうし座の赤色巨星)→リゲル(オリオン座の青色超巨星)→ピストル・スター(いて座の青色極超巨星、全天で最も明るい恒星の一つで太陽の4000万倍も明るい)→アンタレス(さそり座の赤色超巨星、アンタレスとは「火星に対抗するもの」という意味でその赤さは際立っている)→ガーネット・スター(ケフェウス座の赤色超巨星)→おおいぬ座VY星(赤色極超巨星、我々が知る最大の天体)
1'30~1'38
 見ろ、地球がゴミのようだ!
1'38~2'00
 おおいぬ座VY星は直径28億km。この大きさをイメージできるだろうか?(ちなみに、土星の公転半径は約14億kmなので、土星の軌道まですっぽり覆われる計算だ。)仮に、時速900kmの飛行機でこの星の回りを飛んで見るとしよう。すると、一周するのに1,100年もかかる!ちなみに地球なら44時間だ。
2'00~2'20
 しかしこれでも、数千億の星からなる銀河の大きさから考えると単なる点にすぎない。そして、この宇宙にはそんな銀河が1千億個も存在する。
2'20~
 あなたは宇宙の中心なんかじゃない!!



 ・・・日常に埋没することなくこのような視点を常にどこかに持っておきたいものです。