●苗

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↑頂いた種子からの苗が育ったので

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↑1株毎に植え替えました。
紫花蒲公英(ライラック)
エゾタンポポ
シコタンタンポポ

オクウスギタンポポはもう少し大きくなってから植え替えの予定です。

●種

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↑チベット…と呼んでいる不明種

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↑ルビフォリウム

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↑白花蒲公英
この3種は鉢上げしました。


●カントウタンポポ発芽の様子

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↑割合良く発芽した様子

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↑非常に良く発芽した様子
1本も発芽していないタッパーも有り、全体的にはかなりのバラツキが有ります。バラツキは、系統や株による違いも有ると思いますが、採種のタイミングによるところが大きいと考えています。

通常は翌春発芽するスミレの場合では、完熟直前の種子は直ぐに発芽するからです。


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↑「雅」系も、少し発芽しています。

発芽した芽は、もう少し待ってから鉢上げして、残りのほとんどの種子はこのままタッパーで管理を続けます。


●その他気になること

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左の開花中なのは「緋紅蒲公英」(プセウドロゼウム)です。そしてその右側が、「桃花日本タンポポ」として購入したものです。

桃花日本タンポポは、現在もeフラワー(改良園)で販売されているもので、説明文は直されているものの、近年関東地域で発見された日本タンポポ…とされています。

でも、右側のこれはどう見ても、緋紅蒲公英ですね……。開花して、確実になったら改良園さんに連絡するつもりですが、何人の方が購入したか心配です。

いつかはこうなると予想はしていたのですが………
外国産のタンポポであるセイヨウタンポポが普通に屋外に生えているように、緋紅蒲公英もいずれ屋外で生育するようになるんだろうなと…。その時期は思ったより早かったですね…。

緋紅蒲公英に限らず、近年は外国産タンポポが多く栽培されるようになりました。
簡単に栽培できる外国種は、容易に屋外で繁殖すると思われます。

タンポポ好きな、一部の人達には知られている外国産の種類でも、多くの一般の方が見たら、日本タンポポだと思ったり、中には新種だと思う人が必ず居ると思われます。
でも、少なくともプロは間違えて欲しくないですね…。買った人が、別の人に渡して行ったら、間違いがどんどん広がってしまいます…。
緋紅蒲公英は、1株でクローンの種子をたくさん着け、その種子も直ぐに発芽しやすい性質なので、あっという間に広がりやすい種類です。

ついでに…
緋紅蒲公英を、「ひべにたんぽぽ」と読む方もいるようですが、正しいかどうかわかりませんが自分は「ひこうたんぽぽ」と読んでいます。
日本の色表現だと、緋紅色は「ひこうしょく」と読むからです。

そして自分は桃日輪を「とうにちりん」ではなく「ももにちりん」と読んでいるし、桃珊瑚は「ももさんご」と読んでいます。色表現だと桃色は「ももいろ」だからです。