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カイガラムシを食べてくれる、益虫のアカボシテントウは、濡れたような半透明の赤オレンジ色の斑紋が特徴です。

梅の木に、オナモミのような蛹の殻が残っていたら、アカボシテントウですね。
ご存知の方も多いと思います。

でも騙(だま)されてはいけませんょ~。今回の写真は、そっくりだけど、全て悪さをする害虫なんですよ~
名前はヘリグロテントウノミハムシです…長い名前ですよね(笑)
意味は『縁が黒い、テントウムシに似た、ノミのように跳ねる葉虫』です。結局はハムシなので、当然葉っぱを食べる害虫になります。
特にヒイラギや、写真のヒイラギモクセイに良く着き、ひどい被害を出します。ヒイラギの木の葉が、白く枯れてひどい虫食いになっているのを見たこと有りませんか?多くの場合、犯人はヘリグロなんですよ~。
庭で見つけた時、カイガラムシを食べてくれてありがとー!なんて、言わなくて済むように、アカボシテントウと、必ずセットで覚えて欲しいと思う虫なんです。
成虫越冬で、春に幼虫が葉を食べた後土の中で蛹になり、ちょうど今頃成虫がどんどん羽化して、またモリモリ葉を食べるので●4みたいな群れになると、木はほとんど丸坊主です…。●5のような被害が出ます…

テントウは6~7mm。触ろうとするとポロリと落ちます。
ハムシは4mm位。触ろうとするとピシッと跳ねます。