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ウスバカマキリです。あまり聞き慣れない名前ですね。なぜならばウスバカマキリは広く分布はしていますが、個体数が少ないんです。人によっては幻のカマキリと呼んだりします(笑)

この子は最初、うちの駐車場の、隣の車にいました。

お~!!緑のコカマキリ!
30年ぶり!!

と思って、飛んだ先で改めて確認したら、ウスバカマキリでした~(笑)=●1、2
コカマキリ位の大きさですが、カマの付け根(内側)にだけ黒い紋があり、コカマキリのようにカマの一番太い部分(腿節=たいせつ)の内側には白黒の紋が有りません。

●3=ウスバ(薄羽)カマキリと言うだけあって、光を浴びると羽が半透明に光りますね。

緑のコカマキリなら飼育しようと思いましたが、ウスバカマキリなんで、草村にポイッと放しました(笑)

ちなみにカマキリの前脚って、他の昆虫よりも節の数が多く見えませんか?
じつは昆虫の脚の腿節(たいせつ=太もも)の下には、もともと体側から基節(きせつ)と転節(てんせつ)というのが有って、これが非常に短い昆虫が多い中、カマキリは基節がぐ~んと長く伸びているんですね…それであの独特な前脚になっているんです。