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ノブドウ(野葡萄)です。

食べられるヤマブドウやエビヅルと違い、花や実が上向きに着きます。

一般的には興味の対象にはされず、この植物の面白さはあまり知られていないかと思います…(笑)。

◎個体差が大きいです
●1=丸葉タイプ●2=切れ葉タイプの株、花と実

◎花茎=マキヒゲなんです。
数十センチしか伸びない茎に着く花は●1や●2のように普通にこんもり咲きます。
メートル単位で伸びるツルに着く花は、花茎が変形してマキヒゲ(物につかまる)になってます=●3
ノブドウのマキヒゲは面白い事に、先端に蕾が着いてます(よ~く見てね!)。
そして1~2メートル程伸びる中途半端なツルに着く花は、中途半端にマキヒゲ化した花茎に花が咲き、実も成ります=●4
一石二鳥っていうわけです(笑)

◎花(マキヒゲ)は茎の頂点(生長点)に着きます。
そう見えないのはナス科と同じ理由です。頂点に蕾(マキヒゲ)が着くと、そのすぐ下の葉の脇芽が勢いよく伸び出すから、一見頂点が伸び続けているように見えるワケ…。
葉と花(マキヒゲ)が茎の反対側に、対になっているように見えるのは、間から脇芽が伸びたからなんです…。