動物と植物の違い、境目について考えてしまうことがある…。

植物である海藻の多く、シダやソテツ、イチョウは、繁殖の時に精子を作り、受精する。
精子って、動物っぽいけど、考えてみると、陸上に動物がいない昔から、植物は精子を作ってた…。

身近なキノコ、椎茸なんかにしても、菌糸と椎茸本体は、つながっていない。
菌糸の一部(おそらく先端)が、ある時一斉にアメーバに変わる。そしてそれぞれ移動して、木の皮の下まで出てくる。
そして何か考えがあるかのように、何カ所かに集まってかたまりなる。しばらくするとそのぷよぷよは、いきなり姿を変え、伸びて皮を破って椎茸本体になる…。

ぷよぷよが皮の外に少し集まった場合、キノコには見えない細い繊維の束状に伸びる。昔、これがキノコと知らず、アメーバか植物か?みたいな写真集出している人がいたな…(笑)。
それ位の不思議さではある…。

原生生物のミドリムシなんかは、なんと原生動物に、植物の藻類が共生して(動物と植物がひとつになって)出来てる……。

生命という偉大な存在の前では、動物と植物は分けて考えるべき物では無いのかもしれない…。