園田競馬場で競馬が開催される日に運行される、ファンバスについてまとめました。

以前公開していた記事のリメイク版です。

 

 

 

【路線】

・阪急園田⇌園田競馬場(直行)

最寄り駅である阪急園田駅と競馬場を結ぶ路線です。

運行時間帯は定められていますが、詳細なダイヤは無く、開催中は随時運行されます。

 

・阪神尼崎⇌JR尼崎⇌園田競馬場

競馬場からやや離れたJR尼崎駅、阪神尼崎駅からのアクセス路線です。

運行ダイヤが設定されており、園田競馬場のホームページから見ることができます。

阪神尼崎、JR尼崎それぞれからの直行便も運行されています。

 

 

 

【車両】

阪急バス伊丹営業所の車両で運行されています。ほとんどの車両は、ファンバスとしての運用を開始した後は一般路線には充当されず、専用車として活躍しています。

 

 

<現在のファンバス専用車>

現在は、9台の専用車によって運行されています。

 

・466(神戸200か19-45)

 

型式:PK-JP360NAN

年式:2006

転用前から伊丹営業所に所属している車両です。

2022年8月にファンバスへ転用されました。

現在は、主に園田駅発着便で使用されています。

同社のノンステップバスでは最古参にあたります。

 

 

・471(神戸200か19-46)

 

型式:PK-JP360NAN

年式:2006

転用前から伊丹営業所に所属している車両です。

2022年8月にファンバスへ転用されましたが、その後もしばらく一般路線での運用が見られました。

現在は、主に園田駅発着便で使用されています。

466と並んで、同社のノンステップバスでは最古参にあたります。

 

 

・495(神戸200か57-82)

型式:PK-JP360NAN

年式:2007

転用前は伏尾台営業所に所属していた車両です。

2022年10月に転属の上ファンバスへ転用されました。

現在は、主に園田駅発着便で使用されています。

転属の際にナンバーが再登録されています(元大阪200か22-67)。

 

 

・496(神戸200か57-50)

 

型式:PK-JP360NAN

年式:2007

転用前は伏尾台営業所に所属していた車両です。

2022年9月に転属の上ファンバスへ転用されました。

現在は、主に園田駅発着便で使用されています。

転属の際にナンバーが再登録されています(元大阪200か22-68)。

 

 

・497(神戸200か57-02)

 

型式:PK-JP360NAN

年式:2007

転用前から伊丹営業所に所属していた車両です。

2022年1月に伏尾台から転属後、しばらくの間一般路線で使用されていましたが、同年8月に466,471と共にファンバスへ転用されました。

現在は、主に園田駅発着便で使用されています。

転属の際にナンバーが再登録されています(元大阪200か22-69)。

 

 

・4000(神戸200か57-36)

型式:PK-JP360NAN

年式:2007

転用前は千里営業所に所属していた車両です。

2022年7月に転属の上、ファンバスへ転用されました。

現在は、主に尼崎駅発着便で使用されています。

転属の際にナンバーが再登録されています(元大阪200か22-72)。

 

 

・4001(神戸200か57-56)

型式:PK-JP360NAN

年式:2007

転用前は千里営業所に所属していた車両です。

2022年9月に転属の上、ファンバスへ転用されました。

現在は、主に尼崎駅発着便で使用されています。

転属の際にナンバーが再登録されています(元大阪200か22-73)。

 

 

・288(神戸200か26-10)

 

型式:BJG-HU8JMFP

年式:2008

転用前から伊丹営業所に所属している車両です。

2022年4月頃にファンバスへ転用されました。

現在は、主に園田駅発着便で使用されています。

 

 

・289(神戸200か26-11)

 

型式:BJG-HU8JMFP

年式:2008

転用前は清和台営業所に所属していた車両です。

2021年末には伊丹営業所へ転入していたようですが、ファンバスでの運用が見られるようになったのは2022年3月以降と思われます。

現在は、主に園田駅発着便で使用されています。

 

 

専用車は以上です。この他に、普段は一般路線で使用されている車両や、主に教習で使用されている車両が、多客時等に充当されることがあります(伊丹営業所の車両に限ります)。

 

 

 

<2021年時点でのファンバス専用車>

2022年に路線車のファンバス転用が相次いだため、2021年時点でファンバス専用車だった車両は全て除籍されました。除籍された車両も軽く紹介しておきます。

 

KL-JP252NAN

 

2021年時点では、2005年式の2台が在籍していました。

以前は更に何台かいたようです。

2022年8月に466,471が転用されたのに伴い除籍されました。

 

 

PK-JP360NAN

今も多く在籍しているPK-JPですが、ファンバスに転用されたワンステはこの1台だけでした。

柱本から転属の上転用された車両だったようです。

2022年9月に除籍されました。

同社のPK-JPワンステは既に全車除籍されており、ノンステは除籍された1台を除き、全車が伊丹に集約されています。

 

 

PK-HR7JPAE

 

かつてのファンバス主力車種だったレインボーHR。

今年2月に、専用車としては最後の1台であった237が除籍されました。

同社からは既に消滅しましたが、移籍して新天地で活躍している車両が多いようです。

 

 

 

【車両動向(2022年以降)】

21年に猪名川から転入した289がファンバス転用('22年1月)

288がファンバス転用(春頃)

235,236が除籍(時期不詳)

4000が千里から転入、ファンバス転用(7月)

250が除籍(夏頃)

466,471,497がファンバス転用、うち471は一般路線兼務(8月)

465,468が除籍(8月)

496が伏尾台から転入、ファンバス転用(9月)

249が除籍(9月)

4001が千里から転入、ファンバス転用(9/22確認)

484,251が除籍(9月)

495が伏尾台から転入、ファンバス転用(10月)

237が除籍('23年2月頃)

 

 

2022年に転入が相次いだためか、最近は車両動向がありません。

 

 

最終更新:2023/09/30(更新停止)