所詮人間、「自分」以外の他人の事なんて
表層的な部分でしか理解出来ない生き物なんでしょうか。

つよいこどもの作中にある一節。

どれだけ解り合えて居ると思っていても、
やっぱり伝わらないモノは伝わらないし、
共有出来ない奥底に在るモノは有る。

正直になる事は難しい。
歳を重ねれば重ねる程に難しい。

自分に素直に成り、
其の全てをぶつけられる相手が居て、
受け止めてくれたり、
時にはぶつけ返して来てくれたり。

そんな集団で在りたい。


いやきっと何処の団体さんだって
其れは当然皆んな思っている事だろうけれど。

最近、
特につよいこどもの稽古中盤以降辺りから、
団体のメンバーに対しては感情のパッキンが
ゆるみ切っている。


前を見ている事に変わりは無い筈なのに、
なぜ皆んな「観えている景色」が違っていて
しまうのか?


思い付きで即座に動き出すし
自分勝手、勝手気ままのワガママで
やりたい放題やっている私だけれども、

全ては自分なりの覚悟の上に成り立って居る。
つもり。


負けたら終わり。

やり直しの効かない
生死を賭けたジャンケンを繰り返している
気分。

負けは負け。あいこも負け。

勝ち続ける為にも、
もっともっと速度を上げないと。