きっと演劇界隈に関わらず、
作品創りをしているヒトは1人も居ない。
皆んな其々に
その身を削り、骨身を惜しまず
尽力を尽くしているだろう筈。
だからこそ悔しい。
面白い作品に出会うと純粋に嬉しい、
の奥底に悔しさが確かに存在している。
誰にも負けたく無い。
この世で自分の作品が1番面白い筈だ。
そう思えていたのは多分、
演劇に片足を突っ込み始めた数年だけ。
だって皆んな其々に面白い。
其々に努力を重ね、才能を爆発させている。
本当に羨ましいと思う。
と同時に、
自身に足りない物事を嫌と云う程に
思い知らされる。
けれども、
まぁこんな事はお客様には全然全く関係の無い
話で、配慮して頂く必要も全く無い。
ケラケラ、ふむふむ、
とただただ純粋に作品を楽しんで欲しい。
此れも多分皆んなが感じている事の筈。
覚悟は必ずしも質とは比例はしないけれど、
確実に必要なモノ。
気分が落ち込む事はほとんど無いけれど、
焦燥感は常に有る。
今に見てろよ!(何を?)
世界!(漠然)
右脳中島オーボラの本妻は
いつまで経っても地味でマイナーで
人気も全く無い弱小団体だけれども、
いつか「売れた」と納得出来る
其の日まで、
只管に足掻き続ける。