相変わらずのテンポで稽古を進め、
台本上全てのシーンに動きを付ける。
此処からが闘いの始まり。
細かな箇所のニュアンス調整や、
シーン自体のブラッシュアップに時間を掛けて、
只管に精度と練度を上げてゆく作業へ突入。
以下、フリーザ様的なお話。
右脳中島オーボラの本妻は過去に二度程作風を変えている。
2007年の旗揚げ公演、
「女の日常と解毒剤の処方箋」から、
2010年のvol.3
「西に向かってキュウリを齧れ-お前らみんなメイドインチャイナ-」
までを第一形態。
2011年のvol.4「群像Sレナァデ」から、
2018年のvol.9「輪廻輪唱アラモォド」
までを第二形態としている。
そうして右脳は現在「第三形態」へと変貌を遂げる為の準備段階へと突入している。
その為、今作から「新たな演出技法」の模索もスタートさせている。
作風では無く「演出面」に於いての形態変化。
第三形態が一つの終着地点を迎えられるか否か、
全ては此処から始まっている。
さらには、
フリーザ様で終わるのかクウラまでゆくのか、
その先があるのか否か…果ての無い闘いは続く。