不登校で起立性と診断されたら学校へいけるようになる? | 鍼灸師が創った元祖国産よもぎ蒸し【よもぎ庵】子宮菌活®

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よもぎ蒸しに乳酸菌を加えたよもぎ乳酸菌蒸し(R)は、子宮環境を整える子宮菌活(R)として妊活に最適です。

 

おはようございます。

よもぎ庵 鍼灸師の平沼公代です。

 

子供と学校。

起立性調節障害のこと書いています。

子供が学校に行けない

となった時。

 

心理面の問題か?

と、主に考えられていた時代から

 

起立性調節障害ではないか?

という考えが増えた、というのは

 

わたしの感覚でも

ここ10年で認知が上がってるなと感じます。

 

 

が、逆に なんでもかんでも

起立性と診断し処置したらよいのか

 

とも思うし

 

診断、処置したからすぐに解決

体調も回復!

不登校も解決!

 

とはならないところに

実際の困難さがあり

直面している親子の苦悩があると思います。

 

 

診断と処置

 

 

うちの娘ちゃんのケース。

 

娘を病院につれていくと決めた時

小児科にするか悩んだんですが

 

わたしは耳鼻科を選びました。

 

めまいがもっとも多い訴えだったので

三半規管も視野にいれたかったから。

 

 

耳鼻科でもすぐに

ああ起立性だね、という雰囲気で

検査をされました。

 

 

この起立性調節障害を

診断されるにあたって

判別に使われる【起立検査】があります。

 

調節障害が起きているかどうか、の検査。

 

 

簡単に説明すると

 

ベッドに寝て

安静時の血圧、脈拍を記録したあと

 

次は立ち上がったとき

血圧、脈拍に変化がないかを調べるもの。

 

この仕組み、少しだけ説明しとくと

 

人間も重力の影響を受けるので

立ったら体内の血液も下に流れ

下半身にたまっていく。

 

そのままだと

脳血流へって貧血起こしちゃう!

 

そうならないように

 

下半身の血管を収縮させ

心臓へ血液を戻すことで血圧を維持する。

 

そんな仕組みが体にはあって

それを自律神経が司っている。

 

このメカニズムが働いてるかを見る検査ですね。

 

 

うちの娘ちゃんが受診したのは耳鼻科なので

 

耳鼻科ならでは?

眼振を見るスコープをつけ

めまいのチェックもされました。

 

 

この起立検査により

起立性調節障害かどうか

起立性の中でもどのパターンかが

診断されます。

 

大きく4パターンの分類があります。

 

①起立直後性低血圧

(立った時血圧が回復しない)

 

②体位性頻脈症候群

(脈拍が著しく低下)

 

③血管迷走神経性失神

(起立中に意識が低下一時的に倒れてしまう)

 

④遅延性起立性低血圧

(起立後3~10分してから血圧低下)

 

 ⑤その他

 

うちの娘ちゃんは

メジャー4タイプには

どれも当てはまらなかったんですよね。

 

起立時に病的な血圧や脈拍の変化はなかった。

 

でも医師は

起立性と診断しました。

 

つまり

血圧脈拍の数値的には

当てはまらずとも 

実際の症状として

すごく当てはまる。

 

全体的な症状として

診断した、という感じですね。

 

本などでも起立性調節障害の

メジャーな4タイプにあてはまらい

ケースもあり

 

まだいろんなタイプがあって

検証されていっている

 

と、補足説明がなされています。

 

 

その時の医師の説明としては

 

おじいちゃん『昔も立ちくらみとか貧血とかで

倒れたりするす女子学生いたでしょ。

 

そういう感じのものだから。

 

この年代に特有だから。

大人になればなおるから。

 

薬だしておきますね。』

 

 

そして薬の処方。

これだけでした。

 

 

この耳鼻科

地元では定評があるところで

昔から大人気。

さらに花粉やコロナで大忙し。

 

国立大卒の先生一人に

スタッフ10人くらいが動き回っている。

 

 

私は起立性調節障害を知っていたから

べつにこの程度の会話でもいいけど

 

なにも知らないと

この説明では不十分かなと、思います。

 

 

(まあ、不登校とのからみもある中で

まず耳鼻科を選ぶ人は少ないかな)

 

その説明だけで

診察が終わりそうになったから

 

真顔『薬のんでその後はどうしたらよいですか。』

 

と、尋ねてみると

 

おじいちゃん『飲み終わっても

まだ症状がきついならまたきて』と。

 

このあたりの対応を見ると

やっぱり小児科に行った方が

もっと説明もしっかりなされるだろうな(たぶん)

 

と、思いますし

 

小児科だと

いきなり投薬ではないと思います。

 

しかもうちの娘は

顕著な血圧、脈拍低下もなかったしですね。

 

でも、一方で

小児科でなくて耳鼻科でも

すぐにこの年代の症状に

起立性と診断するくらい

 

この病態になる子が多いんだなと

感じました。

 

しかし、大事なこと。

 

大丈夫よー

良くあることよー

 

と、ドクターに言われたことで

仮に気持ちが楽になったとして

 

じゃあ、その後 学校に行けるようになるか

と、言うのはまた別の話になりますよね。

 

親子としては、そこを望んでいるわけで。

 

この診断と処方で

いわれるがままに

素直に薬を飲んで治るもんではないだろう。

 

 

このあたり、診断と薬の処方が

西洋医学らしいなぁと思います。

 

2006年に起立性の

ガイドラインができて

 

恐らく、起立性の

標準治療というものが

その時点で確立された。

 

それに基づき検査し

明確な結果により診断する。

そして決められた薬を処方する。

 

うちの娘の場合は

起立検査はしたものの

メジャーパターンに

当てはまらなかったけど

医師は起立性と診断しました。

 

けれど、

症状はしっかりあるのに

起立試験で異常が出ず

起立性と診断されないケースもあるようで

 

そうなると

症状は確実にあるのだから

それはどう説明するのか。

 

 

結果、精神科や心療内科にいき

うつ病や適応障害と誤診される。

抗うつ薬といったような流れで迷走する

逆に起立性の症状を悪化させ

治りにくくさせてしまう事例もあるようです。

 

 

診断を下すために 

分類しようとする。

 

特に病気のネーミングを

起立性調節障害にしちゃってるから

 

立ち上がったときと

血圧や脈拍との関連で

なんとか分類しようとしている感じですが

 

根底に自律神経の乱れがある以上

呈する症状も様々なパターンがあるのは

当然ですよね。

 

だから結局、明確には定義できない。

 

そして、結局

どんなパターンであれ

 

西洋医学的な処置は

基本、同じであるし

 

それで必ずしも改善しない

それが課題なんですよね。

 

 

今日はこの辺で。

次は処置について。

  

 

 

 

 

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