検査後2日目 | kenji-sanのブログ(骨髄異形成症候群と共に)

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2013年1月に突然の骨髄異形成症候群告知。毎日の病気の様子や療養生活のこと、暇つぶしの連載小説など載せています。

手術後2日目調子がだいぶよくなったので手術日からのことを書きます

手術日の朝、引っ越しのため荷物をまとめたり
手術用の弾性ストッキング(変換間違いではなく医療用のストッキングです)
をはき、準備万端のところへお迎えが来ました。
見ると看護師さんの傍らに実習着を着た初々しい学生さんが
「これからしばらく実習でつかせていただきます」とのこと
初々しい笑顔に癒やされ、勇気百倍で手術室へ

手術台に乗ると足にマッサージ器のようなものが巻き付けられました
体を動かせないのでエコノミー症候群と言われる血栓を防ぐためのものだそうです

まもなく手に針が入れられ、すぐ視界がぼやけてきました
「眠くなりますよ」の声が終わらないうちに熟睡

気がつくともう手術は終わっていました
手術中に入れていたはずの肺カテーテルも抜き取られ
尿管は入れられたまま
まだ麻酔が効いているため痛みもなく、また眠ってしまいそうになります

妻によると医師の説明で、胆嚢も石もすべてとれたとのこと
また胆嚢炎が慢性急性ともに進んでいたとのことで
やはり痛かったわけだと思いました。

なぜ炎症反応が出なかったのかが不思議です

ここまではよかったのですが
恐怖の夜

手術部位が痛い。おまけに寝返りを打てないから背中も痛い。
睡眠導入剤をいれてもらっても2時間ぐらいで目が覚める
パットを入れてもらって多少体の向きを変えてもらったりするのですが
やはり痛い。

で、翌日の朝。
痛み止めを入れてもらってまた少し眠れました。

しかしすぐ看護師さんが来て
「体を起こしてみましょう」と言います
介護ベットなので体を起こしてもらうと頭がもうろうとしています
うがいをした後、「ベッドから降りてみましょう」と

看護師さんについてもらいながらそっと歩き始めます
無事トイレ完了。
で、看護師さんがいなくなったところで自分一人でやってみようと
おそるおそる痛みをこらえながら歩き始めました
で、疲れたので廊下のいすで休んでいると
別の看護師さんが来て「あれ、○○さん歩けるようになったの?じゃあ引っ越すからね」
と一気に急展開で進みます。

咳をしても痛い、歩くたびに痛い、姿勢を変えても痛い

で、夕方から夜にかけて熱も出てきました
すると呼吸するたびに痛い

夜はそれでも右を向けると痛みが少なくなるので
その姿勢で何とか耐えました

しかし翌朝(今日の朝)起きて動こうとすると激痛が…
震度6ぐらいの激痛です
無理して歩いたら気を失ってしまいそう

慌ててナースコールをすると痛み止めの錠剤をくれました
錠剤は効きが遅い。
それでも何とか耐えていると
外科の主治医の先生が来てくださり、どこが痛いか訊くのでそこを指さすと
「そこは傷口ではない」とのこと
「たぶん入れておいたパイプが痛むのだろうから抜きます」と

10時頃回診の先生が簡単にパイプを抜いていきました
するとそれまでの激痛が簡単になくなりました
熱もどれかの抗生剤が効いて下がっています

ようやく『傷の痛みってこんな感じだよな』という痛みに戻ってくれました
まあ夜になってまた37.5℃まで体温が上がっています
早く眠ろうと思います

それでは