昨日の好中球数は240!!
一気に100増えました!!。
病状としては骨痛が、特にあばらが動くたびに痛いし、
下痢止めをすべてやめたら、下痢再開。
皮膚の赤味も増して
いよいよGVHD(新幹細胞が体を攻撃する)との戦いになってきました。
いろいろ症状が出てくるのですが、それらにすべて対応できれば
退院への道が見えてきます(まだまだ先ですが)。
がんばるぞ!!
さて「生きること」の最終回です。
世の中にはマリッジブルーなる言葉があります。
結婚の日程が具体的に決まってきたとき、
何となく不安に襲われる。というやつです。
女性の場合多くは、本当にこの人でよかったんだろうか、
もっと良い結婚相手がいるのではないかという不安のようです。
その不安はほぼ間違いなく当たっています。
いったい世界にはどれだけの男性がいるのでしょうか。
いったいその中のどれだけの人を比べて、
今の相手を見つけたのでしょうか。
その人がたまたまベストなわけないでしょう。
でも、これまで述べたように、
そんなことは大した事ではないのです。
ベストになるかどうかは結婚してから決まるのですから。
「もしも、幸せを計ることができるなら
積重ねた新聞の高さなのかも知れない」
これはかなり昔、伊勢正三さんの歌の中に出てきた歌詞です。
まだ家庭では必ず新聞を取るのが常識だったころの歌。
でも学生だったその頃の私はこの歌詞がすごくよくわかりました。
大体、白い馬に乗った王子様が私を迎えに来るという幻想は
いつ作られたのでしょうか。日本の童話では
「○○と結婚して幸せになりました」
で終わる童話があまりないような気がします。
しかし、西洋の童話ときたら軒並み
「王子様と結婚して、幸せに過ごしましたとさ」で終わるのです。
シンデレラも白雪姫も眠れる森の美女もみんなそう。
もちろんそうでない童話もありますが、
西洋ではよっぽど王子様と結婚することを夢見る女性が
多かったのでしょうね。
でも、すぐ想像がつくでしょう?。
お金に飽かしてぜいたくをして、何も働かなくて、
いっぱいに威張っていられる。そんな生活がどんなに嫌か。
えっ?それこそ私の理想?。それは想像力が足りないのですよ。
ですから、基本的に結婚相手なんて結婚するまでは
普通の人でいいのです。
でもこの普通の人を選ぶ自信はありますか。
結婚してはいけない人がいます。
まず結婚詐欺師。こういう人たちは
しっかり研究してありますから、
王子様好きの人たちに偶然の出会いを演出します。
偶然の出会いで話や趣味が合えば
「これは運命の出会いかも」
と王子様好きの人たちは思ってしまうのです。
運命の出会いがこういう女性たちは大好きですから。
一度そう思わせてしまえば、恋は盲目ですから
だますことは簡単です。
皆さんの中でそんな結婚詐欺なんかに絶対引っかからないと
自信をもって言える人がどれぐらいいるでしょう。
また、見栄っ張りで平気で借金する人も
経済破綻するからやめた方がいいですね。
結婚する前は着てるものや車や食事の場所などに
お金をかけて、お金持ちを演出したい人がいます。
やはり年収などは知っておきたいですよね。
それから病気、特に性病などを持っていないこと。
こうしていくつか挙げただけでも
偶然の出会いがいかに危険かわかるでしょう。
偶然出会った人に年収のこととか病気のことを
聞けるまでにどれぐらいの時間が必要でしょう。
本当は自分の身近に相手がいて、普段の様子が見られれば
わかりやすいですよね。でも社会人になったあなたが
そう恵まれた職場にいる確率は少ないですね。
あとは同じ趣味を持っていて出会う場合、
ただその趣味をしていない時の様子は知りたいですね。
で、一番安心なのは、あなたが信用できる人から
紹介してもらうという、まあお見合いのような形です。
そういう人は自分の信用がかかっていますから
王子様は紹介できないけれど、とんでもない欠点を持った人を
紹介しません。とんでもない欠点さえなければ
しめたものです。
結婚は結婚してから決まるのですから。
そのために結婚相談所を使ったり、紹介を頼むのは
決して恥ずかしいことではなく、むしろ義務である
今までの文章からそれがわかっていただけたら満足です。
(終わり)