今日、5月8日は「世界赤十字デー」。
この日は、赤十字を創設したアンリ・デュナン※の誕生日に因んだ国際デーです。
戦場に取り残された傷病者を前に、「敵か味方かではなく、一人の人間として救わなければならない」。
そう立ち上がったアンリ・デュナンの想いから、赤十字の精神は生まれました。
困っている人を助けたい。
苦しむ人に手を差し伸べたい。
それは、時代が変わっても、人の心の奥にある尊い願いなのだと思います。
※:アンリ・デュナン(1828年5月8日-1910年10月30日)
1901年 「第1回ノーベル平和賞」を受賞
■ 善意だけでは、続かないこともある
しかし一方で、マザー・テレサやナイチンゲールは、“善意だけに頼る支援”の危うさも見つめていました。
無理を重ね、誰かのために尽くし続ければ、やがて支える側が倒れてしまう。
だからこそ、「続けられる形」で人を支えることが大切なのだ…。
そんな現実もまた、知っていたのでしょう。
「犠牲なき献身こそ真の奉仕」
その言葉には、理想だけでは人を救い続けられないという、深い経験がにじんでいるように感じます。
■ 支える人にも、“元気”が必要です
これは、私たちの日々の暮らしにも、どこか通じるように思います。
家族のために働くこと。
誰かを気づかうこと。
周囲を支えようと頑張ること。
その優しさは本当に尊いものです。
しかし、自分自身の健康を後回しにしてしまえば、その力は長く続きません。
疲れをため込みすぎないこと。
しっかり眠ること。
きちんと食べること。
心身を整えること。
それは「自分のため」だけではなく、大切な誰かを支えるためでもあるのかもしれません。
■ 今日を元気に過ごすことも、誰かの力になる
誰かを想う気持ちは、決して特別なことではありません。
ほんの少し身体をいたわることも、今日を元気に過ごすことも、きっと“支え合い”のひとつなのだと思います。
風薫る五月。
「誰がために、自分のために」。
まずはご自身の健やかさを大切にしながら、穏やかな毎日をお過ごしください。












