こんにちは~。
毎日、新型コロナウイルスのニュースが多く気が滅入りますね
婚活している皆様は影響など出ているのでしょうか?
お見合い出来ないとか、婚活パーティー中止!とか。
あまり敏感になることもないなぁと思いつつ、相手を気遣える人こそいい調子で進めると思うので
自分がもしまだ相談所などで活動をしていたらどうしていただろうなぁ・・・と考えたりします
中でも外出自粛などで自宅に籠って過ごす方も多いと思いますので。
今日は久々に映画のご紹介をしたいと思います
(タイトルクリックで公式ページに移ります)
これね、2年前の作品なんですけど。
当時リアルタイムで観た時の私の年齢が31歳だったもので
「これはもうとうに過ぎた年齢だし響かないかな~」と思っていたら
とんでもなかった。
めちゃくちゃ響いたし、いくつになってもこの29歳→30歳へのジャンプって
すごく大きな節目で、女性にとっては大きな問題だなって気づかされたのです
【あらすじ】
香港の化粧品会社で働くヨックワン(クリスティ)には長年付き合っている彼氏もおり公私ともに充実した日々を送っていたが、
30歳の誕生日を1カ月後に控える中、仕事のプレッシャーや彼氏とのすれ違いが重くのしかかってくる。
さらに借りていたマンションの部屋からも一方的に追い出されてしまい、パリ旅行中の女性ティンロの部屋を仮住まいとして借りることに。
部屋で見つけたティンロの日記を読んでみると、彼女はヨックワンと同じ年で誕生日も同じだった。
日記を読み進めたヨックワンは、楽天的なティンロの気ままで幸せそうな日常に惹かれていく。
あらすじだけでもう怖い。(笑)
クリスティはとても魅力的な女性です。
可愛いし、キャリアウーマンで素敵な彼氏もいて、なんでも持っている
だけど実際は仕事も恋愛も完璧に両立しているとは言えない状態。
女子会を開けば周りは「私結婚しまーす」な報告会になりつつあって。
そんな状態で彼と話をしても【結婚】というワードが出ると気まずそうにされちゃって。
また自分のお父さんが認知症という、とっても厄介な状態
夜中に電話してきたりね
介護してきた人には分かるかなぁ・・・(←過去に認知症の祖母がいましたので)
仕事こそようやく認められて管理職に就けたものの、トラブル続きで描いていた通りには行かなくて。
すったもんだありながら、仮住まいとして知り合いを辿って見つけた1つのアパート。
不在中好きに使っていいよ!と言ってくれた人こそもう一人の主人公
ティンロです
もうね、多分婚活頑張っている女性にこそティンロが必要かもしれないし
逆を言えばめちゃくちゃ羨ましくて妬ましいかもしれない
ティンロはクリスティと同じ年齢で、同じ日に生まれた女性。
ってことは彼女も29歳なんですね。
なのにとってもポジティブで明るくて、楽天的。
いつもニコニコしていて、知り合いも友達も多くて太陽のような女性なんです
部屋に置かれたままになった日記には全く同じ日なのに
楽しそうな内容ばかり書いてあって。
クリスティもそんなティンロに惹かれていくのです・・・
だがしかし、そんなにうまく行くはずのない29歳問題。
ここからクリスティも、ティンロも、様々な困難に直面します
仕事だったり、恋愛だったり、健康面の問題だったり。
劇中には、時には日本でもよく聞く
「30を過ぎると一気に結婚できなくなるぞ」
というセリフが出てきます
じゃかあしいわっ!!!
本当にこの映画を観て再認識したのは、隣の芝生は青いということ。
誰もがないものねだりで、いつも人と比較しがち。
頑張っても報われないだとか、どうして私だけ・・・とか。
クリスティも私たちと同じなんです。
どんなに努力しても、満たされない気持ちがあるし。
認めてもらいたい、幸せになりたい気持ちはあるんです。
だけど、一人じゃ叶えられない。
クリスティは初め、めちゃくちゃ自立した女性だと思ってみていたのですが。
実際は周りを依存するモノや人で固めていたように感じたし、精神もタフだと思っていたけど案外繊細だったり。
女性なら誰しも共感できるんじゃないかなぁ。
私は自分の弱さを改めてスクリーンで映し出されたような気になって、
結構胸が熱くなってしまいました。
いくつになっても、女性にとって悩む分岐点。
それを29歳から30歳になる数字と節目で例えています。
良かったらぜひ鑑賞してみてくださいね