飲み友達のキムタク様の家に行った夜のこと。

 

 

 

ベッドの中に入ると、キムタク様はよくお話ししてくれる。

 

 

寝る時はもちろん照明を落とすんだけど、お話してくれる時は

いつも決まって全部は消さない。

それが私たちの寝る前のお話タイムの合図。な、はず。←

 

 

エッチした後も、今も変わらず先に寝たりはしないで起きててくれるし。

エッチしない夜も「寝るぞ」と言いつつ、いきなり話しかけてくる。

会話してくれるのって地味に高ポイントだったりする(* ´艸`)キラキラ

 

話す内容はくだらない話題が多いけど、時にはお互いに真剣な話をすることもあったりする。

 

 

その日はセックスはしない夜で、豆電球が点いていた。

 

 

 

 

 

 

「なぁ」

 

 

大体、キムタク様は深呼吸してから「なぁ」で話を始める。(笑)

 

 

「ん?」

 

「俺って優しい?」

 

 

いきなりどうしたんだニヤニヤタラー

 

 

「え、うん。優しいよ」

「こうして受け入れてくれるし、お土産とか気遣い半端無いし」

「いつも有難いなー嬉しいなーって思ってるよ照れ

 

「そっか・・・」

「なんでおまめってこんなにいい子なのに、うまくいかないの?」

 

 

またその話かニヤニヤタラー

 

 

「こっちが聞きたいよ、恋愛不適合者なんだろうねw」

 

「そうじゃないだろ」

「だってさ、いつも俺のすることに対して感謝の言葉とか欠かさないじゃん」

 

 

確かにキムタク様。

私の為にお酒準備しておいてくれたり、お土産買ってくれたりする。

時にはご飯も作ってくれるし、お風呂に入る時は黙ってタオルやパジャマも準備してくれる。

 

こんな奴だけど意外と優しさの塊だ。

 

 

「へぇー・・・でも当たり前じゃないし、言葉にするのは当然じゃない?」

 

「そう思うよ」

「だけどたまに、おまめが虐待を受けて来た子供みたいに見えるんだよな」

 

 

なにそれニヤニヤタラー

 

 

「俺のしてることって普通なんだよ」

「だけど、おまめってすごい喜ぶしすごい感謝してくれるじゃん」

「今までどれだけ男に傷けられてきたのかなって」

「まぁ喜んでくれた分、俺もまた何かしてあげたいって気持ちになるんだけどさ」

 

「え、それって私が可哀想に見えるからやってあげてるんだぞって意味?」

 

「そうじゃないよチーン

「こんなに相手を気遣えるのに、なんでうまくいかないんだろうなって話」

「俺からしたら最高の女なのにな」

 

 

 

 

そうか・・・

 

私って人から見たら怯えて生きているように見えるのか、って。

 

 

自分ではそんなつもりなかったんだけど、過去の経験とかトラウマって

あるのかな~。

心からの感謝が、顔色を伺うような態度にみられてたこともあったのか、って。

 

 

私はいつも親に「自分のことは後回しにしてでも、相手を優先しなさい」って育てられてきたから。

 

相手の人が自分の時間を割いてくれることには感謝しかない。

だってその時間は自分のことを後回しにして、相手を思ってくれて動いてくれる訳だし。

 

 

なんだけど、、そういう考えも婚活している身分としては重いのかな~えーんえーん

 

 

キムタク様にはいい部分だと褒められたけど、自分の中ではモヤモヤしてしまう部分になりました(´・ω・`)

 

まぁ、キムタク様は元奥さんと比較してるから、そういう部分がいいなって気になるんだろうけどね。

難しいな。