はい。
飲み友達のキムタク様。
あれはそう。
結婚相談所に行く日。
「今日何してんの
」
キムタク様からLINEが。
次に会うのは明後日だったはず・・・
キムタク、どうした?![]()
「今日はこれから相談所ー
」
「マジか
どうせ俺ほどの男はいないだろ
」
相変わらずのキムタク節である(笑)
「まあ、実際相手されなくなるのは寂しいけどな
」
「また感想聞かせてよ
」
なんだこいつ、本気で好意があるんじゃないか・・・![]()
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まあ、そんな見込みのないものに期待していても時間のムダ。
今年のおまめは攻めの姿勢なのだ![]()
そうこうしているうちに、無事に相談所で入会手続きを終えた私。
時計を見るとまだ20時だった。
・・・
・・・
「相談所終わったー
」
キムタクへ連絡。
「お疲れ
どうだった?見込みあった??」
「見込みも何も、今日は手続きだけだよ
」
「なんだ
お見合いに出掛けたのかと思ってた
」
全く話を聞かない男である![]()
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「暇なら飲み行かないー??」
「いいよ
でも風呂入っちゃった、それでもいい?」
「なんでもいいよw」
そんなゆる~い感じで、地元の居酒屋さんで待ち合わせ。
先にキムタク様がお店の前で待ってて、「今どこ
」とかいう連絡が入る。
それを信号待ちしながら遠目に見る私。
キムタク様はメガネ姿で、髪を結わいて、ジャージという本気で地元スタイルだった![]()
まあ、でも既に家で飲んでた上にお風呂まで入ったというのによく来たな(笑)
それでも寂しい夜に付き合ってくれるのは有難かった![]()
「お待たせ~~![]()
![]()
」
そういってやや小走りでキムタク様目がけて手を振りながら近づくと
「なんだよそのテンションww」
「それより寒過ぎるわ!!湯ざめしそうだしw」
とか何とか言いながら、ニヤニヤするキムタク様。
なんなんだ、この関係![]()
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「おまめ、飯どうしたの?」
「食べて来たよー」
「じゃあ飲む感じでいっか」
「食べたいのあれば勝手に頼むから気にしないでー」
そんな感じで始まる会話。
まあ、細かく書くような描写とかはないんだけどさ![]()
翌日がお互いに休みだったもので、ついニンニクの効いたものを頼んだ訳。
「あ~ニンニクの食べられる週末、最高
」
「だな~、やっぱ美味いわw」
「キムタク様、明日は?」
ふと話を振ると
「俺?別の子とデート
」
そうだそうだ、私達付き合ってなかったわ![]()
とか思いつつ、お酒の席でまあそれなりに飲んでいた私。
なんか急に寂しくなった
(笑)
「デート
だれ~
」
「前に好きだった子
疎遠になってたから連絡してみた」
「フリーなの?」
「いや分かんない」
「はっ?
」
「前情報ないまま会う方がいいじゃん![]()
」
なんだかよく分かんないけど、キムタクの中ではそういうのがいいらしい。(笑)
「おまめだって、相談所とか行ってるじゃん?」
「俺、ひとりにされたら寂しいし、今のうちに色々な子と知り合いたいの
」
「そりゃ振り向きそうにない奴に時間かけたくないしね
」
「だから俺は~!」
「分かってるよ、今は遊んでいたいんでしょ
」
「私も相談所で目標決めたから、そこに向けて頑張るだけだし!」
そう言うと「お互い2年間なんもなかったら、俺ん家来れば?」とか言い出すキムタク。
「何言ってんの?」
「いや、持家だしさ。部屋沢山あるし。」
「考えとくわ
」
何だか訳わからないモヤモヤした感覚を持ったまま、またしても3時間くらい
ぐうたら話しこんでて。
お手洗いから戻ると、やっぱりお会計してくれてる。
「私が今日誘ったからいいのにー!」
「いいからいいから
ほら、家帰るぞ!」
「・・・ごちそうさま
」
そういってお店を出るや否や
いきなり手を握られた
!!!
「いやいやいやいや!何?!」
「何って、寒いんだし繋ごうよ~俺の中おいでよ~
」
って、自分のポケットに私の手を連れ込むキムタク。
ふ、ふ、不覚にも温かい・・・![]()
乙女心が・・・じゅんじゅわ~・・・
(笑)
「じゃあ、また明後日ね
」
「おやすみ
」
そういって、また家の前まで送ってくれて解散になりました。
本当に恋人未満で笑うわこんなん(笑)
続く![]()






