こんなスペックの私です。
昔の彼を思い出しながら書き残しています。
はやとくんの母親、そして祖母に初対面してから
「良かったらうち泊まり来てね
」
のアピールが始まったはやとくん。
嬉しいけど…
実家みたいなもんじゃん…?
※はやとくんは祖父母の家で居候しています。
だけど毎回ホテルや旅行なんて言うのは勿論無理。
お言葉に甘えて泊まりに行く事にしました。
今だから言えますが、はやとくんの母親に会わないままだったら上手くいってたかもしれません。
嫌なことがあって今があるけど、この祖父母だけは今でも嫌いにはなれません。
そのくらい、私ははやとくんの祖父母が大好きでした。
体が不自由だけど、明るく頭のいいおじいちゃん。
認知症が始まっていたけど、テキパキと世話好きなおばあちゃん。
私は早くに祖父母を亡くしたもので、はやとくんの家へ遊びに行く時は自分の祖父母の家に行くような気持ちで居ました。
出先でおじいちゃんに似合いそうなもの。
おばあちゃんに気に入ってもらえそうなもの。
2人を思って、手作りの湯飲みを作ってプレゼントしたこともありました。
はやとくんとはたった8ヶ月程度の付き合いだったのに、不思議。
話が逸れました![]()
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祖父母のお家は昔ながらという感じで、とても過ごしやすかったです。
「まめちゃんのパジャマ!買っておいたから
」って、わざわざパジャマまで準備してもらったり。
「まめちゃん!ちょっとこれ手伝って!」と甘えてくれたり。
「今日ご飯作るの面倒だから、みんなで外食べ行こう!」とか。
「結婚する前から嫁みたいなことをするのはマイナス」
という世間の言葉も理解していましたが、家族の仲間に入れてもらえたという感覚が強く、
当時の私は本当にこの2人にも気持ちの面で救われていたように感じます![]()
ただ、そんな心地いい日が続く訳もなく。
しばらくすると、はやとくんの母親がまたこっちに遊びに来るという話がでてきました。
この頃、別に彼の母親と険悪だった訳ではないです。
ただ、なんとなくうまが合わない感じはしていました。
「なんかさ~、おばあちゃん。私には娘だからか反抗的なのよ~
」
「見てるとまめちゃんの言うことは聞くみたいね
」
「こんなお願いしていいか分からないんだけど、出来る時は泊まりに来てあげてくれないかな?」
「高齢で心配だし、おじいちゃんも体悪いし…」
嬉しいけど、まだこの時付き合って2ヶ月ちょっと過ぎた位。
頼られてるってこと?
使われてるってこと?
今となっては、完全に使われてるって分かるのに、当時は
「わ
それはぜひ
私も2人が大好きなんで嬉しいです![]()
」
と、完全にお花畑でした。
最初こそただ週末に彼に会いがてら泊まるだけで良かったのですが。
はやとくんが会社の都合で休日出勤になったときは
「ごめん!俺が戻るまでばあちゃんの相手してて![]()
」
と、半日以上一緒に留守番させられることも。
通院に付き添わされたり。
おじいさんが入院する事になったときは、毎回面会をしてデートする暇もなくなったり。
2人が好きだったから出来たけど、間に入るはやとくんの母親は
「まめちゃん来てくれるとおばあちゃんすっごく喜ぶから嬉しいー
」とか
「まめちゃん、良かったらはやとと3人でお茶して帰らない?
」とか
とにかく私とはやとくんの間に意地でも入りたいのか。
自分の荷物のようになっている2人を私に預けたがっているのか。
母親の行動が不思議だし、腹正しくて仕方が無かったです。
※この部分は後半の話に繋がっていきます。



