こんなスペックの私です。

 

 

 

第二ラウンド

七番さん(33)

年収:~500万

人材管理関係

 

 

「はじめまして~」

 

そういう七番さんの顔を見たらあれだ。

 

 

 

 

アメブロでもよく見かける恋愛マスター芸人、くじらさんに似ている。

 

まぁ…控えめに言ってタイプではない。(くじらさんのファンごめんなさい)

だが、個人的には適齢期。

 

 

「おっ…」(タブレットを見ながら)

「もしかしたらお仕事関係似てそうですね?(笑)」

 

「本当ですねー!私は○○系で事務ですけど、七番さんは…」

 

「いやこの話やめません?」

「きっと仕事の話だけで終わる可能性あるし」

 

 

 

 

いやアンタが振ってきたんやないかーい

 

ていうか婚活の切り口なんてそんなもんじゃないの????

 

 

 

「あー…じゃあ話変えましょうか」

 

「はい」

 

 

 

 

いやないんかいパー!!(笑)

 

 

 

「あ、スポーツ観戦お好きなんですね」

 

 

本当にこういう場だと趣味:スポーツ観戦に食いつかれる率半端じゃない。

 

 

「はい、好きですよーニコニコ

 

「○○ですか?」(チーム名を挙げられる)

 

「え?」

 

「違います?じゃあ△△?××?」

 

 

 

 

会話置いてけぼりにしないで…(笑)

 

 

「えっと、◎◎ですね…」

 

「えー!なんで?この地域に住んでいて、なんでそのチーム応援してるんですか??」

 

 

 

 

 

慣れた質問とは言え、なんで毎回そんなに言われなくちゃいけないの笑い泣き笑い泣き笑い泣き

 

 

ほんとこれ、地味に頭にくる…

 

アイスでチョコミントが好きで「えー!なんであんな歯磨き粉みたいな味好きなの!?」って言われるのと同じくらいウザい。

 

自分のモノサシで相手測るなムカムカムカムカ

 

 

 

そんなイライラから脱却し、七番さんの趣味を見ると

 

 

出ました!アマ○ンプライム鑑賞!!

 

 

「お家で動画観たりするのお好きなんですね~」

 

「はい!まめさんも観られますか?」

 

「私はそういうの加入していなくて…」

 

「そういう人もいるんですね~びっくり

 

 

 

 

いやいるだろ。

 

なんで少数派みたいな言い方されなくちゃいけないんだ?

 

 

「便利ですよ~」

「見逃し配信も自分のタイミングで観られるし~」

 

「へぇ~」(興味が無い)

 

「孤独の○○○(ドラマ名)って知ってます?」

 

「知ってますよ~観てました!」

 

「それもプライムで観られるんですよ~!」

「俺、実はゴロウに憧れてて」

「結構一人で気ままに店探してるんです!」

 

「じゃあ食べログとか見てお店探しとか…」

 

「しないですね~」

 

 

おっ、意外と七番さんと合うかもポーンキラキラ

 

私も食べログよりは自分の感覚を信じる派。

 

 

 

「ちょっと自分語り入るけどいいですか…」

 

 

 

 

そういって不敵な笑みを浮かべる七番さん。

 

さっきまでの私の気持ち返せ。(笑)

 

 

「ドアを開けた時、お互いクリーンな気持ちで初対面ってよくないですか?」

「ドアを隔てて新しい時間が始まる」

「そんな感覚が好きなんです…」

 

 

 

はい、そうですかニヤニヤ(笑)

 

 

いや、言いたいこと分かるけどちょっとこの短い時間でアピールするには気持ち悪い

 

 

そのあとに

 

「まめさんもお店探し好きならオススメのお店教えて下さいよ」

 

と言い出したので教えた所

 

「勤務先近くでランチ難民だったのでチェックします!ありがとう!」

 

とスマホポチポチされてサヨナラでした。

 

 

続くパー