Dさんのお家での続きです。

 

突然「キスしていい?」と確認されたことにも驚きましたが、何より鼻水が止まらずティッシュで鼻を押さえっぱなしの私にそれを今言う?!と驚きました。(笑)

 

「え、いや、こんな状態だし…」と断りましたが、それが返ってDさんにはツンデレのような、女性らしい態度に見えたのかもしれません。

 

こちらの体調構わず突然キスされてしまいました。

 

しかも嫌だと言っても聞かずに3度も…(T_T)

花粉症の方なら分かると思いますが、鼻で呼吸が出来ないので苦しいんですよね…。

 

 

「付き合ってるならキスくらい!」と思われる方もいると思います。

ましてや30代、年齢的に恋愛に対して危機感もあります。

 

でも、相手の体調面を気遣ってくれることはないのかなぁ…と残念な気持ちになってしまいました。

 

 

お邪魔したのは2時間程度で、帰りは自宅近くまで送ってくれました。

Dさんに対してモヤモヤが止まらず、その日は申し訳ないと思いながら返信出来ずにいました。

 

 

平日は会いませんでしたので、よく考えました。

 

「私、Dさんのこと本当に好きなのかな?」

 

考えれば考えるほど、Dさんのことは異性として好きというよりも、友達のような感じでじゃれあえていたから惹かれたんだと思うようになりました。

 

 

Dさんもそんな私の態度を感じとったのか、連絡もこちらの様子を伺いながらくれるようになりました。

 

 

このままズルズルと続けるのはよくないな…と思ったので、正直に話そう!と思い、2週間くらい経った時に食事に出掛けました。

 

 

Dさんは相変わらずでした。

会えば楽しい空気だし、いつも元気で笑顔がいっぱい。

 

でも、ときめきがなかったんです。

 

「Dさん、ごめん。私まだDさんを彼氏とか、そんな風に思えなくて。」

「ゆっくり好きな部分を見つけて行きたいし、焦らずに知っていきたい。」

 

そんな風に話した気がします。

 

Dさんとしては、女性と2人きりであったら3回目のデートでは告白しなくては!という気持ちがあったようです。

また、しばらく彼女がいなかったようで、少し強引な所があったかも…ごめんねと謝ってくれました。

 

その場で「友達以上恋人未満」のような関係でいましょう、という結果に落ち着き、お店を出ました。

 

「手くらいは繋いでもいいでしょ?」とあまりにしつこく言うので、渋々繋ぎました。

Dさんは本当に早い段階で彼女が欲しかったんだなと気付きました。

 

 

その後も何度か食事に出掛けたりもしましたが、何かにつけて

 

「今のそういう感じも、彼女になっても変わらないの?」

「もっと女の子らしく可愛くしたらいいのに」

「可愛げないな~(笑)」

 

と、「早く俺好みの可愛い彼女になってくれ!」と言わんばかりのことを言われ過ぎて、萎えてしまいました。(笑)

 

特に嫌な態度をとった訳ではないのですが、彼女であれば男性に全面的に甘えてくれるだろうという、Dさんなりの考えだったのかもしれません。

 

 

知り合いとしてはとてもいい人でしたが、彼氏として考えるとあまりに「女性は男性の前でこうあるべきだ!」という考えを押し付けてくるような人でしたので、「友達のままでいましょう」という話であっけなく終わりました。

 

 

 

⑤に続きます(。・ω・。)