Dさんとの続きです。
Dさんと2回目にお会いした時は早めの集合だったということもあり、食事を早々済ませて、Dさんが提案してくれた夜景の綺麗な場所に出掛けました。
Dさんは終始こちらの反応を楽しそうに見ていました。
2回目ではありましたが、なんだか彼氏のような素振りも少し見せてきました。
3回目、また夜ご飯を食べに行ったのですが、帰り道に「付き合って下さい」と告白を受けました。
ここで自分のことを振り返ると、断る勇気が必要だったのかなと思います。
お酒も入っていて、急に手を繋がれ、それなのに「まだ考えたい」と素直に言えなかった自分がいました。
「まだ知り合って間もないし、友達気分が抜けないけど、宜しくお願いします」
そう返事をすると、Dさんはすごく喜んでくれました。
でも私は(お酒の勢いで言われたのかな、なんで告白する前に手繋いだりしたの?)と、OKしたものの内心モヤモヤでいっぱいでした。
付き合う、と言ってもすぐに生活などが変わることはありませんでした。
いつものように朝晩の挨拶、あとは漫画が好きなDさんでしたので「今度○○貸すね!」などの至って普通の会話ばかりでした。
ある日、「今度うちにご飯食べにこない?」とお誘いを受けました。
時期は春先。
残念なことに花粉症で鼻が止まらない季節でした。
「うん。でも花粉症で鼻が酷いからどうしようかな。」なんて返事をしましたが、(少しだけならいいか、誘ってくれたし…)と思い、結局お邪魔することにしました。
部屋は「男の子の部屋」という感じで好きなアニメのフィギュアがあったり、部屋の片隅にマンガなどが沢山置かれたりしていました。
「鼻大丈夫?つらそうだね…」なんて心配してくれて、お茶を出して座らせてくれました。
しばらくボーッとテレビを見ていましたが、突然Dさんが「ねぇ、キスしてもいい?」と声を掛けてきました。
長くなったのでDさんはあと1つだけ続けます(>_<)
