今回はGOLDEN AGE第2弾、2013年度版です。構成は同じで、ヒット系はオートとメモラが各1枚となっています。

こういうのを見ると、アメリカは商品が幅広いと思います。狙いはやはり野球系。好結果を期待したいものです。

 

 

 

 

AL KALINE   EXHIBIT BOX TOPPER

まずは大判カード。ミスター・タイガースの藤村富美男・・・ではなく、あちらではアル・ケーライン。

通算3,007安打、オールスター15回選出、ゴールドグラブ10回という大選手です。2020年4月に亡くなっています。

 

 

 

 

JERRY LEWIS   WHITE BORDER

ベースカードのパラレル。箱に1枚、枠が通常の黄色ではないカードが入っています。

ジェリー・ルイスはアメリカ喜劇界の大御所。1950~60年代には「底抜け○○○」の邦題でたくさんの作品が日本でも放送されたので、その年代の人にはよく知られた存在かも。

 

 

 

 

MINI CARD

1パックに1枚、昔のトレカのサイズを再現したカードが入っています。

これは裏面ですが、綺麗なので並べてみました。

 

 

 

 

THE THREE STOOGES

テレビ初期に繰り返し放送されて大人気となったシリーズで、日本でも”三バカ大将”のタイトルで1960年代に放送されていました。

当時を知っている人には感涙ものかも知れませんね。

 

 

 

 

MEL OTT   TIP TOP

これは1枚。どういう由来のあるカードなのか、勉強不足で分かりませんが、TIP TOPとは”頂点”などの意味があるそう。

ナ・リーグの選手として初の500本塁打を記録したメル・オット。ジャイアンツがまだニューヨークにあった頃の選手です。

 

 

 

 

NORM CASH/THOMAS HEARNS   BREAD FOR ENERGY

先ほどのTIP TOPに似たデザインのカード、これは2枚出ました。

1950年代ごろにフィッシャーズ・ブレッドという会社が販売していた商品のオマケだったカードをイメージしているようです。

ノーム・キャッシュの通算373本塁打は、先ほどのアル・ケーライン(399本)に次いで、タイガース史上2位の記録です。

右のトーマス・ハーンズは史上初の5階級制覇を達成したボクサー。

 

 

 

 

BUCK WEAVER/WAR ADMIRAL   DELONG GUM INSERTS

デロング社のガムのオマケで付いてたカードを復刻したもので、2枚出ました。1933年の1年間だけ生産されていたそうです。

バック・ウィーバーは1912~1920年にホワイトソックスでプレーした内野手。右のウォーアドミラルは馬の方で、アメリカ史上4頭目の三冠馬だそう。

 

 

 

 

JOKER/GRACE KELLY   GOLDEN AGE PLAYING CARDS

トランプ風カード。8枚出ました。フルコンプした人もいるんでしょうね。

右のグレース・ケリーはモナコ王妃となったハリウッド女優として有名な方。

 

 

 

 

HEADLINES

新聞記事風カードは2枚出ました。

左は1906年のサンフランシスコ地震。街の3/4以上が燃えてしまったそうです。

右は1963年、JFK暗殺後にエア・フォース・ワン内で大統領宣誓を行うジョンソン大統領。

 

 

 

 

ではヒット系へ。

 

 

 

 

GIL HODGES   MUSEUM AGE MEMORABILIA

メモラは野球選手のものでした。

ギル・ホッジスは1940年代後半から1960年代初頭まで、強打・好守の内野手として活躍しました。

ドジャースがブルックリンにいた当時のメモラなら、貴重な品ではないでしょうか。

 

 

 

 

HENRY FONDA   MUSEUM AGE MEMORABILIA

メモラをもう1枚。

俳優のヘンリー・フォンダは”怒りの葡萄””十二人の怒れる男”などで有名な方ですが、恥ずかしながらどれも未見。

 

 

 

 

SAM MCDOWELL   HISTORIC SIGNATURES

1961~1975年にメジャーでプレーした大型左腕。

登板数が現在よりも多かった時代ではありますが、シーズン300奪三振も2回記録。キャリア全体でもイニング数にほぼ等しい三振を奪っています。一方四球も多く、2イニングに1つは出している計算。

通算成績:15年 141勝131敗14セーブ 防御率3.17 2,453奪三振 1,312与四球

 

 

 

 

CARL ELLER   HISTRIC SIGNATURES

オッズはオート1枚、メモラ1枚のはずですが、不思議なことに両方とも2枚ずつ手元にあります。

このカール・エッレルは元々はリデンプションカードでした。そこには“BASEBALL”と書いてあったので、野球選手のカードが来るものと思っていたらどう見てもアメフトなカードに混乱。どうも誤記だったようです。この人自身はNFLの殿堂入りも果たした方。

 

 

 

 

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野球を期待すると肩すかしを食らうかも、みたいなことが紹介サイトに書いてありましたが、まずまずといったところでしょうか。

ヒット系が2枚ずつあることに関しては、この商品を買ったのがずいぶん前のことなので、よく覚えていないです。

2箱開けていたんでしょうが、記録にも記憶にも残っていません。他ではこういう事は無いんですが。