IN THE GAME社のトレカシリーズ、トドメの第3弾です。名前が長いのでタイトルでは省略しましたが、正式には<2011 IN THE GAME HEROES & PROSPECTS SERIES2 HIGH NUMBER>です。

構成は同じで、箱にヒット系のみ5枚入っています。

 

 

 

 

DELINO DESHIELDS

ヒット1枚目はデライノ・デシールズのメモラ。聞き覚えのある名前と思ったら、野茂英雄がドジャースで投げていた当時、同名の父がチームメイトでした。

2010年のドラフト全体8位でアストロズに指名され、マイナーではシーズン100盗塁を記録したこともある韋駄天。今シーズンはコリー・クルーバーとのトレードにより、インディアンスに所属。

 

 

 

 

MATT GORGEN

2008年のドラフト16巡目でレイズに指名された投手。

マイナーでは5年通算で15勝10敗63セーブ、防御率2.61にSO/9も9.7。四球率はやや高いものの、この成績でメジャーまで行けなかったのは不運な気が。

 

 

 

 

KELLIN DEGLAN

2010年のドラフト全体22位でレンジャーズに指名された捕手。

以後10年間に渡ってマイナーや海外のリーグでプレーし続けています。

今年はヤンキースとマイナー契約し、スプリング・トレーニングでは5打数3安打を記録。

 

 

 

 

LUIS HEREDIA

ルイス・エレディアは2011年にパイレーツと契約を交わした時には16歳で、その時点で147km/hの速球を投げることが出来ました。チームは260万ドルという巨費を投じています。

しかし球は速いものの奪三振能力はさほどでもなく、制球もイマイチだったため、6年かけてAA級までに止まりました。昨年はメキシカン・リーグで投げています。

 

 

 

 

ASHER WOJCIECHOWSKI

2010年のドラフト全体41位でブルージェイズに指名された投手。

このドラフトではブルージェイズは50位までに4人も指名権を持っており、そのうちアーロン・サンチェス、ノア・シンダーガードは後にオールスターに選出されるなど当たり年と言える内容。ウォジェハウスキー自身はその長い名前で有名ですが、無事開幕されればオリオールズの先発ローテーションで投げる見込み。

 

 

 

 

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発売当時は、カード全てがヒット系というのがまだ少なかったと思います。大きな期待を背負っていた選手が多かったようですが、メジャーに到達できればその選手は成功したと言えるかも知れませんね。

毎年発売されるシリーズも良いですが、こういう目新しさを感じる商品も時々開けたくなります。

 

で、2020 BOWMANですが結局、私はボックス購入しないことにしました。

価格と内容のバランスが合っていないと思ったのが理由。チェックリストを見る限り、昨オフにMLBに移籍した日本人選手が全く含まれていませんでした。

BOWMANはここ数年、アメリカではプレミア価格になる傾向がありましたが、今年はそれが極まれりという感じで、ホビー版が300ドル超、ジャンボ版が600ドル超という馬鹿馬鹿しい価格に。日本の方が安い状況が数年続いていますが、それでも昨年比+10,000円くらい高くなっています。幸い(?)日本人ルーキーが含まれていないので、どこかで1パックでも開けられれば良しと言うことで。口笛