ONYXは試合で使用されたバットやグローブの販売で有名な会社ですが、この年本格的なトレーディングカードを発売しました。それがこのPLATINUMシリーズで、少しずつ形を変えながら続いています。今回はここ3年間のこのシリーズの紹介をしたいと思います。結構印象深い商品だったので。




さて開封。

まずはベースカードから。




JOSH BELL (/500)




カードで使用されている写真は彩度を強めに処理している感じで、良く言えば個性的。一応すべて500シリの限定になっています。権利の関係で、ロゴも何もかも消されているのがいっそさっぱりした印象




JAMESON TAILLON  SILVER SERIES(/100)




パラレル版も存在し、こちらは100シリ。





ではHIT系に。





MANNY BANUELOS   (/100)

当時も今もヤンキースのプロスペクトな投手。デザインなど特に可もなく不可もなくという、無難な感じにまとまっています。




JUSTIN NICOLINO   (/100)



大問題発生。右下に白いものが付いているのがご覧いただけますでしょうか。これはRELICを貼るための糊でしょうね・・・。しかも微妙に斜めに貼っていて右上に余白が出来てしまっています。やはりまだカード作成の技術的な不足があるんでしょうか。ここまで低クオリティのメモラは初めてのことで、笑ってしまいました。





RYAN LAMARRE  (/140)



レッズ傘下のマイナーチームに所属する中堅手。今年はAAA級でプレーしましたが、レッズの中堅手と言えばあのBILLY HAMILTONがおり、右翼手はJAY BRUCE、他にも外野手のプロスペクトが複数いるというなかなか厳しい状況。




GUILLERMO PIMENTEL (/145)




マリナーズのプロスペクトで、2014年時点でもまだ21歳。パワーに高い評価がある一方、三振が多すぎで組織のプロスペクトランキングでも圏外になってしまいました。なんとも豪快なAUTOで、シールAUTOの時はどうすんだろ、と心配になりますね(^_^;)。背景が白かろうが黒かろうが書ける銀のインクの利点を最大限に活かしています。





NESTOR MOLINA (/150)



PIMENTELとは正反対のこじんまりしたAUTO。しかしゴシック体でフルネームをきっちり書いているのは良いですね。よく見ると大文字と小文字が入り乱れているのもご愛嬌。





以上、開封終了。

他の商品ではなかなかお目にかからない銀のインクで書かれたAUTOはとても綺麗です。TOPPSでは妙に太いインクで書かれていることが多いと思うんですが、こちらは細いペンで書かれていてスマートな印象。5枚のHITが手に入りますが、1BOXには6パックなのでパック買いの場合(する機会があればですが)スカを引く可能性が。あと何と言っても作り慣れていないのかヘンなカードがあった点はマイナスですね。メモラもですがベースカードでもこんなのがありました。



MIKE FOLTYNEWICS




カットミスなのか戦車が通った後のようなギザギザが・・・。