気学は過去に大陸の人たちが経験から導き出した傾向をまとめたものを基本としています。
超能力者や霊能者のような方の特別な力で未来を見て具体的に予言するのとは違い、過去の例の集大成からみるとこういう傾向が強い、ということで判断します。
ですから「絶対」はありません。
あくまで、こういう傾向が強い、ということです。
例えば・・・
・一白水性の人は優しい人が多く、でも一人でくよくよと悩むことが多い
・二黒土性の人は働き者が多く、でも地味な面を持っていることが多い
・三碧木性の人はテキパキしているけれど、移り気の傾向がある
・・・など。
お気づきのように、良い面、悪い面、両方あります。
しかし絶対ではなく、そういう傾向があるということです。
行動や移動も同じで絶対ではありません。
金運の西、或いは七赤金気が遁甲している方位へ行けば思いがけないお金が入ってくる。
これが絶対ならばみんな必ず行きますよね。
でも残念ながら、そういうことが多いというだけで絶対ではありません。
余談ですが、どのくらい多い・効果があるのかは移動した距離や滞在した時間、そして本人の過去の祐剋などに依りますので一概には言えません、残念ですが。
なんだ、と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、これが良いことになることもあります。
例えば本命殺や五黄殺などの凶方位に行かなければならないとしたら・・・プライベートな遊びなら行くのをやめることもできますが、仕事なら行かなければならない場合もありますよね。
仕方なく仕事で凶方位へ行ったとしたら大きな病気になって命を落とすような目に遭うのか、なんて考えたら恐ろしくなってしまいます。
本命殺方位へ行ったら、誰でも即・・・、そんなことは殆どありません。
必ずしもそんなことはない、そういう傾向にある、ということです。
もちろん仕事でも凶方位へ行かなければならないのなら、行く前、或いは行ってきた後に穴埋めをした方が良いでしょう。
ただし暗剣殺の方位の場合には充分注意が必要です。他からの要因、自分以外の要因で事件・事故に巻き込まれるのが暗剣殺ですから。
まあ・・・凶方位への移動は可能ならばやめた方が良いのですが、社会人となるとなかなかそうは言っていられませんものね。
家相も同じです、こういう家相だとこういう傾向にある、と。
先生の仰るには「その人の欠点を現した家相の家に住むことになる傾向が強い」とのことで、
家相が悪いならば、それを補うようにすれば良いとのことです。
具体的には、例えば時期の良いときに改修する、保気の物置を置く、など。
でも改修・改築となると比較的大きなお金が必要になりますよね、直ぐにお金が用意できるとは限りませんし、改修できる時期もタイミングよく巡ってくるとは限りません。
そんな時には、いずれ改修を考えた方が良いがそれまでは家相の欠けている祐気を補う祐気採りをすれば良い、と。
長くなりますので今回はこれくらいにしますが、今回のテーマは「気学は絶対ではない」であって、「なんだ、凶方位でもそんなに気にしないで行っても構わないんだ」とか「家相が悪くても気にしなくていいんだ」と安直に結び付けないでください。
この辺のテーマに関してはまた別の機会に触れようと思います。
「気学は絶対ではない」の理由は、先人の経験の積み重ねから傾向を読み取ろうと体系づけたものが気学であり統計的な観点から判断しているから、です。
