64「興奮状態」・・幸せになるための小話                    ~アランの幸福論~              7(超・訳。超・省略)

                

 

 

幼児や赤ちゃんが、

泣き叫ぶのは、当たり前。

 

伝えたいことを

伝える術を知らないから

 

不快とか、痛いとか、おなかがすいたとか

寂しいとか 怖いとか

 

そんなとき、

怒鳴りつけたなら、

赤ちゃんは、

よけい大きな声で泣き叫ぶ

 

でも、大抵の親は、

抱っこして、

背中をトントンして

優しい声であやすはず

おむつを替えたり

ミルクをあげたり

抱っこをしたり

車でドライブしたりして

落ち着いて、

スヤスヤねたり、にこにこしたり。

そうやって親子の信頼や絆を深めて行く

 

 

実は、

大人も同じ。

起こっている人、

感情的になっている人に

理屈でやりこめたり

大声で応戦したり

ましてや暴力をふるっては

さらに反感が生まれるだけ。

人間は話を聞いてくれない人の

話はきかない。

 

共感

理解

誠意

つねに相手をわかろうとする気持ちがあれば

争いは、穏やかな心で

乗り切れるはず。

 

興奮する相手を、力でやりこめないで。