今日未明に 突然 両腕の痒みで意識が戻ると 顔まわりを不快な音で賑わす夏の風物詩で飛び起きました。
明かりをつけ 目を凝らしましたが 姿はどこにも見えず。数日前にクローゼットの奥に潜む そいつを目撃したのに 捕獲をすぐに諦めた自分が途端に悔やまれました。
目先の面倒なことを 棚上げして『なんとかなるさ〜』と…いつもの私です。
すっかり目覚めてしまい 今朝3時から昨日借りた映画「田園に死す」を観ることに。
いつもなら洋画で ホラー、SF以外は その場の気分で選ぶのですが この時は邦画でクラシカルな物が観たくて…というか ゲオの陳列に気分が乗せられたと思います。
監督・脚本等 手掛ける 寺山修司さんとは 同郷でありながら ほとんど作品を知らないので いつか機会があったら観たいと思っていました。
今回ブログ第一回目に それを書くことに何かしらの縁を感じ また責任感が込み上げてきました。
故郷 青森は むつ市 恐山が舞台となっています。下北半島は マサカリにその形が似てることから劇中にも各所 何か符号のように出て来ます。
主人公が 少年期で多感な頃の出来事を思い出し
映画を作る という設定ですが 複雑な心情を独特かつ鮮烈な映像で 非常に心に響くものがありました。
劇中の母親や地元の婆さん達が 昔住んでいた頃の実家やその近所の婆さん達を思い出させ ノスタルジックな思いに浸りました。
そう言えば うちの婆さんも入れ歯の所々が金歯でニタっと笑うとギラついて うわさ話やのぞき見的なことが大好きだったな…。
それで 母親は祖母の生前中 その性格にずっと悩まされ 私に会う度 祖母の愚痴を言わない日がない程でした。それは いつ内を出て行ってもおかしくない状況でしたが 母にとって それが出来なかった理由に 誰も一緒に駆け落ちする相手が居なかったからでしょう。
「いやいや、そんなこと 滅多にあるもんじゃないよ!」とお思いでしょう…が、しかし! うちの母が嫁ぐ直前に母の元にバイクで乗りつけ
「わの どごさ こねな?」(僕の所に来ないか?)
と 母をさらおうとした?人が居た というエピソードが残っているのです。なんと ドラマチックではありませんか⁉︎
しかし、 その荷台に母は股がることなく 結果として 彼は 悲しいバイク音を響かせて帰って行ったそうです。
その時 乗らなかった理由を母に尋ねたら 一言。
「顔いぐねがったのさ。」(ブ男だったのよ。)
・・・私も無事 この世に生を享けた事に感謝し 意を決した彼の勇気を讃えたいです。
何の話だったかな?と思ってる頃、また劇中に戻りますが、主人公と 「先生」と呼ばれる人との押し問答がありました。
「書くことで消えていく過去」に戸惑う主人公と
「過去を虚構として捉え 常に自由」を勧める先生。印象的なやりとりでした。
そして この回 突然のまとめです。
これからブログを書いていくにあたり 書きたいことをどんどん書いていくつもりです。
私にとっての書く事は 想像の世界 知的活動 そして 楽しく生きる手段です。
今後も気ままに 書いて行きますので どうぞよろしくお願いします。