お膳を片づけ・・、でしたがその前に、一つ思い出しました。
食事がひと段落したころ、お父さんが突然・・
「三年待ってくれへんやろか？」
「三年待ってくれたら…家を建てたるけど、どうや？…」
私は心の中で、
「それはあり得ない！」（一年も待てないのに…）
でしたが、言葉を返すことができず苦笑い。。
するとお祖母ちゃんが即座に、
「なしたまぁ～？」（←加西弁・この場に及んでなんと驚いたことを！）
「家んために三年も待てとな？二人の三年は長いぞぉ～。」
「お父さんエライ勝手なこといわはるなぁ～（笑）」
「結婚は早い方がええ！」
「子供ができたら、“建ててくれ！”・・言うたれ。。（笑）」
＜挙式は秋＞のつもりの私に、
いきなりフェイントのお父さんでしたが、
お祖母ちゃんの愛の手にその場が救われました。。（笑）
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しかしなんですねぇ～。。
人間関係を円滑にするには、
AとBを繋ぐ橋渡し人Cさんという存在が必要ですね。
AとBはそれぞれ譲れない独自の拘りがあって、
AとBだけではボタンの掛け違いが発生しやすく、一旦こじれると
お互い大きな勘違いや思い込みのループに引っかかってしまう。。
そこへAとBを公平に見極めたうえで的確なサポート、
アドバイスができる魂の翻訳機、Cの存在は、本当にありがたいです。
自分を生きていると、苦しくても夢を追い続けていると、
しんどくても未来を信じ一生懸命頑張っていると、
なによりも自分を見捨てない自分でいると・・
人生の岐路で必ず！力強い愛の手を差し伸べてくれる存在が現れます。
当時の私たちにとってのCは、霊能おばさんであり、佐藤さんであり、
彼のお祖母ちゃんでした。
私が一生忘れることのない私の大恩人、
神様の御使い愛のキューピットです！
人間関係において、私たちは時にAでありBであり、また、AとBの間を取り持つCの時もあるでしょう。
“三人寄れば文殊の知恵”と言いますが、
そういう事なんだろうと思います。
人間だれしも腹を割って語り合えば
一人一人の素晴らしい面がどんどん見えてきます。
みんな素敵な個性を持った、＜光の存在＞です！
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では、話を戻しまして・・
お膳を片づけ・・、お祖母ちゃんが
「泉さん、S男と、こん家をよろしゅう頼みます。。」
草履を履いて帰る寸前のお祖母ちゃんが土間でお母さんに何やら話してます。
「素直なエエ子や。毒がない。。。」
彼の両親がその場へお祖母ちゃんを招いた意図は…
孫の婚約者の私を見せることと、
千里眼を持つお祖母ちゃんに私を見極めてもらうことだったように思います。
余計なことは何ひとつ言わない、お祖母ちゃんの一言一句には、
私には想像もつかない人生体験のエキスが
“ギゅ”と込められたような重みと深みを感じました。
お祖母ちゃんから貰った言葉は百人力！
彼の両親に認めてもらうこと以上に、
お祖母ちゃんに太鼓判を押してもらえたことがなにより嬉しかったです！
その時頂いたお祖母ちゃんの言葉に・・
私を＜中村家の先祖が認めてくれた！＞
＜中村家の嫁＞として
ご先祖様方が私を受け入れてくださった！
と、心強く思いました。
その言葉を与えられた自分を誇りに思いました。
宇宙、神様、天国の子供へ・・
やっとここまでこれました。ありがとう。。
続きます。。
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