つらい。



人が死んでしまうのは怖い。



私事であるが、私にとって一番辛い時期に気持ちを



落ち着かせて、辛い中にもあった楽しい思い出と



あの梅雨の湿った空気と匂いを今でも思い出させて



くれる大好きな声の持ち主が2009.12,24に逝ってしまった。



フジファブリックの志村正彦。



あの独特な曲調と声。哀愁がたまらなく好きだった。



なんで、29歳という若さで、将来のあり続ける彼を



連れて行ってしまったのか。私たちファンの思い出も連れて。



悲しい。すごく悔しい。



例え向こうへ逝ってしまっても音源はある。けどそれは違う。



そして、新曲が聴けないからでもない。



生のライブでの魂のこもった全力で気持ちをみんなに



伝える姿はもう見れないから。



嬉しそうに演奏をして唄う姿が二度と見れないから。



まだ早いよ。まだ私たちは全部見れてないよ。



まだ見たいよ。聴きたいよ。思い出を消さないで欲しい。



雨が降る湿気のある日、雲一つない青空の日。



こちらも非常に私事であるが、危険を抜け出して見に行った



ロックインジャパン。全てを思い出す。



動く姿が全て思い出になってしまった。



ありがとう。あの声も人柄もパフォーマンスも大好きだった。



たくさんのありがとうを。忘れない。





音楽専門学校 ミューズ音楽院
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